新函館北斗から新青森までの、新幹線はやぶさ12号のえきねっとトクだ値40です。
北海道新幹線にはえきねっとのトクだ値とお先にトクだ値が設定されています。この切符はお先にトクだ値のもので、通常よりも4割引となっています。
新函館北斗を基点に見ると、遠くにいけば行くほど割引率が下がっていきます。割引率は以下のようになっています。
- 新青森までの各駅まではトクだ値が20%引き、お先にトクだ値が40%引き。
- 七戸十和田〜盛岡間各駅まではトクだ値が15%引き、お先にトクだ値が35%引き。
- 新花巻〜仙台間各駅まではトクだ値が10%引き、お先にトクだ値が30%引き。
- 大宮、上野、東京まではトクだ値が5%引き、お先にトクだ値が25%引き。
新幹線開業によって値上げとなっていますが、お先にトクだ値を使うことによって青函区間に関しては従来の特急スーパー白鳥の正規料金よりは安くはなっています。
ただし席数限定で設定数に達したら購入できないことや、指定列車以外の乗車不可、一部繁忙期では設定自体がなかったりする点には注意する必要があります。
乗車したはやぶさ12号はE5系での運転です。新函館北斗から新青森までノンストップで走る列車です。
在来線時代に比べて、海峡線の区間は特急スーパー白鳥と同速の140km/h運転となりますが、それの前後の区間(旧江差線区間と津軽線区間)で速度向上を果たしています。
元々青函間の流動自体が少ないためか、新青森で降りた人は少なかったように見えました。東北新幹線と直通で乗車する人のほうが多かったです。
新幹線が開業した後は平行する区間の高速バスに安く行きたい層が流れるのがパターン化していますが、青函区間に関しては道路が存在しないので、高速バスの代わりに青函フェリーや津軽海峡フェリーに流れているようです。