仙台から品川までの、特急ひたち26号の乗車券・特急券の一葉券です。
2020年3月のダイヤ改正で2011年3月から不通になっていた常磐線が全線で運転を再開し、同時に特急ひたち号の3往復が仙台駅まで乗り入れるようになりました。
ひたち26号は仙台発品川行きの2本目の列車で、全区間を4時間41分で結んでいました。
言うまでもなく東北新幹線を使ったほうが所要時間は短くなるのですが、トクだ値を駆使することで時間はかかるが東北新幹線よりも安く移動できます。
車両はE657系が使われます。仙台乗り入れのために車両を新造して増備したんだそうです。
全区間で乗り通す人は少なく、途中駅で乗客が入れ替わっていました。
2021年2月に発生した地震で東北新幹線が一部不通となった際には、常磐線経由で仙台まで走る特急ひたち号が迂回路として機能していました。
復活してから1年も経たないうちに東北新幹線のバックアップとして機能したという点で見れば、仙台まで運転している意義はあるんだと思います。