毎年11月初め頃に佐賀県佐賀市の嘉瀬川河川敷で佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催されますが、会場までのアクセスとして長崎本線の鍋島~久保田間に臨時駅「バルーンさが駅」がバルーンフェスタ開催期間と同じ期間で開設されます。
バルーンさが駅では河川敷に設置したプレハブ小屋で切符を販売しています。
2022年の佐賀インターナショナルバルーンフェスタは3年ぶりの有観客開催ということもあってか、バルーンさが駅のきっぷ売り場も変化が見られました。
バルーンさがから久保田までの乗車券です。
唐津乗務センターの5820D列車の車内で発行されたもの・・・のように見えますが、バルーンさが駅の臨時きっぷ売り場で購入したものです。
2019年以前はバルーンさが駅近くに建ってるプレハブ小屋にてPOS端末を使った85mm券の乗車券を発売していましたが、2022年はそれに加えて車掌端末発行のレシート券が加わっていました。
自動改札には対応していないので、有人改札を通ることになります。
↑は参考までに、バルーンさが駅のPOS発行の乗車券です。
バルーンさが駅の入場券です。
2022年からはPOS、車掌端末の他に、どこからか持ってきた食券型券売機も設置されていました。
入場券の口座もあるため、エドモンソン券の入場券が購入できました。
同じくバルーンさが駅に設置されていた食券型券売機で購入した乗車券です。
バルーンさが駅は臨時駅とはいえ無人駅ではないのですが、乗車券の販売区間の制限のある駅扱いになるのか、券面に〇ムの印字があります。
バルーンさが駅のきっぷ売り場といえば、プレハブ小屋で85mm券のPOS券を発売するという印象があったため、携帯性のある車掌端末レシート券はともかく、食券型券売機を持ってきたのは意外・・・というか驚きました。
券売機の場合は電源さえ引っ張ってこれれば発券のための人員を割く必要がなくなるので、人員削減の一環という点もあったのかもしれません。
そんで、お隣の久保田駅では何故か久保田→バルーンさがの区間の常備券を売っていたとかいう情報がTwitterで流れてきたりもしました。こちらは出遅れたために買えなかったのですが…。*1
2023年11月現在、バルーンさが駅はSUGOCAエリア外となるため、交通系ICカードの利用はできませんが、2024年度以降にSUGOCAエリアを佐賀駅から佐世保駅・ハウステンボス駅まで拡大する予定とあり、臨時駅のバルーンさが駅も対象となります。
交通系ICカードが対応するとなると、大半はそちらを使うようになると思われるため、バルーンさが駅のきっぷ売り場も削減しそうな気はしています。