島原港の窓口で購入したもので、自動改札非対応の常備軟券となっています。
逆向きとなる西鉄電車→バス→高速船の場合、西鉄天神大牟田線の特急停車駅にある自動券売機で購入することができます。こちらは自動改札対応のエドモンソン券で発券されます。
島原港から三池港までの高速船「三池島原ライン」、三池港から大牟田駅西口までの西鉄バス、大牟田駅から西鉄福岡駅までの西鉄電車を乗り継ぐことで、長崎県島原市と福岡県福岡市までの間を最速で結ぶルートを構成しています。
連絡乗車船券の他に、三池港までの片道乗船券、大牟田駅までの片道乗車船券、西鉄天神大牟田線の特急停車駅までのものもあったと思います。
通用発売日共2日と券面に書かれている切符に関しては、西鉄天神大牟田線内で額面金額と同一となる駅の手前までで途中下車ができます。
他の交通機関としては、福岡(博多駅・天神)と島原を結ぶ高速バス「島原号」があります。
高速バスの方は乗り換えなしで行けて運賃が安い代わりに、諫早~島原間が一般道走行のために所要時間が長くなっています。
島原港から三池港までの高速船・三池島原ラインは、徒歩客用の小さな高速船での移動となります。
波の穏やかな有明海を通るのでそこまで揺れないのですが、揺れる時は揺れるので心配な場合は酔い止め薬を飲んでおくのがいいかもしれません。
三池港では高速船からの接続を受ける形で、大牟田駅西口行きのバスが待機しています。
高速船の乗客の数を数えていたので、到着したらすぐバスに乗るのがよさそうです。
大牟田駅の西口に到着すると、西鉄電車の駅舎が目の前にあります。
島原港発行の連絡乗車船券では自動改札機を通れないので、有人改札を通ることになります。
西鉄電車の特急*1と接続していて、始発駅の大牟田駅では高確率で着席できます。
西鉄電車は30分毎のパターンダイヤになっているので、大牟田駅周辺を散策してから西鉄電車に乗るという使い方も可能です。
*1:平日の日中時間帯は急行。2024年3月15日まで