紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

あをによし265列車 特急券・特別車両券

 

近鉄奈良から大阪難波までの、観光特急あをによし265列車の特急券・特別車両券です。

 

券面の座席番号の右に、「あをによし」のシンボルマークと、ツインシート利用を示す「ツイン」の文字が印字されています。

 

 

近鉄の観光特急あをによしは、大阪難波近鉄奈良~京都の区間を運転しています。

私が乗車した当時は大阪難波~京都間1往復、近鉄奈良~京都間2往復の計6便の運転となっていました。

 

現在は近鉄奈良~京都間が1往復増発されて、計8便運転となっています。

 

 

 

あをによしの車内設備は、2人利用の「ツインシート」か、3~4人利用のグループ専用席「サロンシート」のどちらかしかありません。

 

ツインシート利用でも原則2人からで、おひとり様に優しくない車内設備となっています。

 

・・・が、ツインシート利用での1人乗車も可能ではあります。

 

 

あをによしのツインシートを1人利用する場合は、大人1人分の特急料金等に加えて、子ども1人分の特急料金等を支払えば利用できます。

窓口で乗車区間と「あをによしを1人で利用したい」旨を伝えれば、普通に発券してくれると思います。

 

上の子ども料金の切符は、あをによしのツイン席を一人利用するために発券したものです。

何気に初めて、子ども料金を正式な手段で使った事例となりました。

 

あをによし専用車の近鉄12200系

特急あをによしは、近鉄12200系を改造した4両編成が専用車として使われます。

車体色は高貴な色とされた紫がメタリックな感じで塗装されています。

 

近鉄12200系自体は2021年に引退しているのですが、1編成だけ「あをによし」の種車として改造されて2022年4月から運行を開始しています。

改造される前は、かの故エリザベス女王も乗車したとされる車両だそうです。

 

あをによしのツインシート

車内はこんな感じのツインシートがメインで配置されています。左右で座席の配置が異なっています。

ツインシートの2席をセットで販売しているので、同じ区画で相席になることはありません。

 

4両編成のうち、1号車・3号車・4号車がツインシート、2号車はサロンシートと販売カウンターがそれぞれ配置されています。

 

 

あをによしの記念乗車証は、確か2号車だったかに設置してあるセルフサービスだったような気がします。

 

列車名の「あをによし」は、古都・奈良にかかる枕詞となっています。

奈良の古都の美しさをイメージして名付けられたんだそうです。