長崎電気軌道の築町から赤迫・正覚寺方面へ乗り継ぐ際に発券される乗継券です。
石橋・大浦天主堂下方面からの5系統は大浦支線を通って蛍茶屋まで行きますが、大浦支線には5系統しか走っていないので、正覚寺や長崎駅・赤迫に向かう際には1系統への乗り換えが必要になります。
築町停留所で乗り換える場合のみ有効で、他の停留所からは使えません。
なお、3系統のみが通る桜町支線への乗継券はないようです。大浦支線から桜町に向かう際は不便ですね……。
私が持っている切符の中では最古のもので、確か平成14年5月9日のものだったかと思います。
この記事を書いている時点では約10年前のもので、今も乗継券は残っていると思いますが、少し変化があったのかもしれません。
そもそもこの切符は小学校の修学旅行で長崎に行った際に、班行動の出発前に教員から一人一枚支給されたものです。
ただ、最終的な集合場所がグラバー園の三浦環像の前で、当時のしおりを見る限りでは、どの班も大浦支線から長崎駅・正覚寺方面に乗り継ぐというルートは取っておらず、誰も使っていないと思います。
当時は私を含めて鉄道に詳しい者が誰もいなかったので違和感も何もありませんでした。
しかし、中学以降に鉄道の知識を色々と得た今になって思えば、教員がなんでこれを支給したのかが少し謎に思えてしまいます。
