鹿児島中央から新八代までの、新幹線つばめ48号の新幹線指定券です。
当時は九州新幹線は新八代までで、新八代以北は特急リレーつばめ号に乗り換えとなっていました。
今でこそ「つばめ」は東海道・山陽新幹線でいうこだま号の位置づけとなっていますが、九州新幹線が新八代までだった時代は同線の唯一の列車愛称でした。同じ「つばめ」でも、各駅停車・速達（川内のみ停車。今でいうさくら号）・ノンストップ（無停車。今でいうみずほ号）の三タイプに分かれていました。
指定号車が1号車になっていますが、これは当時1号車から3号車までが指定席となっていたためです。
今は4号車から6号車が指定席となっていて、1号車が指定席として設定されるのは基本的にありません。
当時の車両は800系オンリーでした。車体側面に「つばめ」と描かれていたあの時代が懐かしく思えます。
800系がさくら号でも使われることが決まると、跡形もなく消されてしまいましたが……。
