大津駅の懐鉄入場券です。
大阪~青森間で運転していた急行列車がルーツで、列車愛称は「日本海」を名乗っていましたが、1968年に同じく大阪~青森間で運転を始めた寝台特急に「日本海」の愛称が使われることになり、従来の急行は「きたぐに」に改称しています。
1982年に上越新幹線が開通すると、急行きたぐに号は新潟~青森間を特急いなほ号として分離、大阪~新潟間の運転になりました。
昼夜兼用の電車である583系が定期列車として最後まで使われていた列車であり、2012年まで定期列車として運転していた時代にはA寝台・B寝台・グリーン車・普通車自由席と多彩な設備になっていました。
私は定期列車時代の急行きたぐに号に2回乗車したことがあります。
1回目は直江津→新大阪でグリーン車、2回目は新大阪→長岡でB寝台をそれぞれ使っています。
グリーン車は天井が高かったのに対し、B寝台は最後の3段式になってて縦方向に狭かった記憶があります。