小松駅の懐鉄入場券です。
急行能登は、上野~金沢間を結んでいた列車です。
設定当初は東京~金沢間を東海道本線・北陸本線経由で結ぶ寝台車連結の夜行急行列車として運転していました。
1975年頃に上野~金沢間を高崎線・上越線・信越本線・北陸本線経由で結ぶ夜行急行列車として運転するようになり、その後1982年の上越新幹線の開業で経路を信越本線・長野経由に変更しましたが、1997年に北陸新幹線(長野行き新幹線)の高崎~長野間の開業で碓氷峠の横軽区間となる横川~軽井沢間が廃止されたため、上越線・長岡経由に経路を戻しています。
その後は全く同じ区間を走る寝台特急北陸と共に上野~金沢間を結んできましたが、2010年に定期運行を終了して臨時化されています*1。その臨時能登も2012年を最後に運転されていません。
定期時代の急行能登の車両は489系が使われていて、定期列車としては最後のボンネット型車両でしたが、2012年の臨時化で車両が485系に変更されています。