函館から札幌までの、急行はまなす号の急行券・指定席券です。
急行はまなす号は、青森と札幌を結ぶ夜行急行列車です。JRでは最後の定期急行列車となっています。
この時は北海道フリーパスを使っていて、急行はまなす号は普通車指定席のドリームカーに関しては無料で指定を取れましたが、急行料金自体が大して高くはないのもあったので、敢えて別途購入して指定席枠の温存を図りました。
なお、北海道内完結で急行の指定席を使う場合、指定席券部分の料金は通年300円(現在は310円)となっていました。
札幌行きの急行はまなす号の当時の函館駅発車時刻は午前1時23分となっていました。
夜行列車の途中駅なのでこんな深夜帯の発車時刻となっていますが、函館駅の待合室が青森行きの急行はまなす号の発車時刻(午前3時22分ぐらい)までは使えるようになってます。
特急北斗で函館入りした後、函館駅の近くで函館ラーメンを食べた後はずっと函館駅の待合室で数時間待ちぼうけしていました。
写真は函館駅に到着した、札幌行きの急行はまなす号です。
JRでは最後の定期急行列車となっていますが、車両の老朽化や北海道新幹線絡みで先行きが不透明となっています。
運転区間に青函トンネルや非電化区間を含むために客車で運転されていて、青森から函館まではED79形電気機関車の牽引、函館から札幌まではDD51形ディーゼル機関車の牽引となっています。
このときに私が使った普通車指定席ドリームカーですが、元グリーン車の座席を転用したリクライニングシートが使われています。
普通車自由席の座席とは差別化が図られているので、指定席料金を足してでも利用する価値はあります。
しかし、本来自由席で使われる車両が指定席に変更されたり、検査などで車両が入れ替わったりする場合もあるので、指定席を取ったら必ずドリームカーになるというわけでもなさそうです。