熊本から博多まで新幹線さくら572号利用の九州ネット早特の切符です。
九州ネットきっぷとほぼ同じフォーマットになっています。
九州ネット早特は博多を起点に大分・長崎・佐世保・熊本・鹿児島中央の区間が設定され、乗車の3日前までに購入する必要があります。指定席とグリーン席の設定のみで、自由席の設定はありません。
また、乗り遅れの場合は後続の自由席を含めて一切利用できないという制限があります。
これもJR九州インターネット列車予約サービスでの取り扱いとなり、支払いもクレジットに限定されてしまいます。受け取りもJR九州の駅に限定されます*1。
しかし、この区間での九州ネット早特は何気に九州新幹線2枚きっぷの1枚あたりよりも安かったりします。
片道あたりの比較
- 九州新幹線2枚きっぷ(普通車自由席)・・・3,500円
- 九州ネットきっぷ(普通車指定席または普通車自由席)・・・3,500円
- 九州ネット早特(普通車指定席)・・・3,000円
- ビックリつばめ2枚きっぷ(つばめ号普通車指定席)・・・実質2,000円
この比較から、九州ネットきっぷや九州ネット早特は金券ショップ対策みたいなものも含まれているかと思われます。
往復ともつばめ号を利用するのであればビックリつばめ2枚きっぷの方が安いので、九州ネットきっぷや九州ネット早特はさくら号やみずほ号を使う場合にはいいでしょうね。
私が乗ったさくら572号は新大阪行きの列車です。九州新幹線が全通してから今に至るまで、山陽新幹線へ直通するさくら号は全ての列車でN700系が使われています*2。