京都から博多までの、新幹線のぞみ59号の乗車券・新幹線特急券です。
EX-ICのIC早特の乗車票を券売機で紙の切符に引き換えたものです。
EX-IC自体が基本的に会員本人専用となっているため、紙に引き換えても本人しか利用できない・・・ということになっています。
ICカードでそのまま改札を通過できるので、わざわざ紙の切符に引き換える必要はなかったんですが、ICカードを忘れたけど決済したクレジットカードがある場合の救済措置ととる事もできます。
普通の紙の切符とは、特定都区市内の制度が適用されずに単駅となっていることや、自動改札に通しても赤文字での印字がないといった違いがあります。
IC早特は乗車日の3日前までの予約で割引となるものです。
その代わり、乗り遅れ時は後続の自由席にも乗車できませんが、乗車券ごと無効になるのかは書かれてないので、その辺りがよく分からなかったりします。
いくつかタイプがあるようですが、京都〜博多間のものはタイプAのものになっています。
券面を見る限りだと運賃に関しては無割引ですが、特急料金を割り引いているようです。
片道利用だと使い道がありますが、片道が601kmを超える往復利用だと"往復割引適用の乗車券+e特急券"のほうが安くなるようです。
のぞみ59号は、博多方面への最終ののぞみ号です。
定刻だと京都を21時10分に発車し、博多には23時56分に到着します。
新幹線のダイヤは、終着駅には24時前に到着するように組まれています。
騒音の関係や線路保守時間の確保のためにそうなっているようです。
が、この日は関ヶ原辺りの雪の影響で、20分程遅れて運転していました。
時計が既にのぞみ59号の発車時刻を過ぎているのが写真からわかるかと思います。
冬の東海道新幹線ではよくあることらしいですが、20分遅れの時点で博多到着が日付を跨ぐのが確定してしまいます。
回復運転をしていたみたいですが、結局博多到着時には日付を跨いでいました。日付を跨いでも高速運転を続けていたと思います。
ダイヤ乱れなどで運転時刻が日付を跨ぐ場合はたまにあり、私はこの時が初めてでした。ごく稀に列車ホテルと化す場合があるそうですが・・・。