紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

かもめ21号 グリーン料金券

f:id:Himatsubushi2:20191104035659j:plain

 

佐賀から長崎までの、特急かもめ21号のグリーン料金券です。

 

このグリーン料金券ですが、吉野ヶ里公園駅のPOS端末で発券したものとなります。

マルス端末発行のものに比べて列車名や座席番号のフォーマットが違うものになっていて、どこかパチモン臭が漂う切符となっています*1

 

吉野ヶ里公園駅にはマルス端末が設置されていませんが、POS端末からは九州内の新幹線・特急列車等と東海道・山陽新幹線の指定席を発券することができます。その際、券面には「中継」の文字が印字されます。

POSの指定席はオンライン上から直に割り当てることができるため、中継駅への電話取次が不要となっています。但し、座席位置の指定はできないようでランダムに指定されるようです。

 

f:id:Himatsubushi2:20191104035719j:plain

 

併用した福岡市内~長崎間の2枚きっぷです。

これもPOS端末で発券したもので、こちらもマルス発行のものと微妙なフォーマットの違いがあります。

 

f:id:Himatsubushi2:20191104035750j:plain

使用車両の885系グリーン車。革の椅子で高級感のある見た目だが、ズルズル滑って正直座り心地はよくない

 

かもめ21号の使用車両は885系です。かもめ編成とソニック編成のどちらか*2が来ますが、この時はソニック編成の方が来ました。

 

ものすごく久しぶりに885系グリーン車を使いましたが、見た目は高級感のある椅子に見えます。

ただ実態としてはズルズルと滑る革の椅子で、特に海岸線に沿って走る関係でカーブが連続する肥前鹿島~諫早間は振り子装置でカーブで車体を傾けながら走行するため、寝ようとしたら身体が座面から自然と前に動いたりしてホールド感がまるでない椅子だなと思ったりしました。レッグレストがあればちょっとはマシだったんでしょうが…。

 

885系ですが、普通車の椅子もグリーン車と同じく革の椅子が使われていたのですが、ここ近年になって経年劣化のためか布モケットに張り替えられているようです。この座面張り替えがグリーン車に普及するのかはわかりませんが、布モケットにした方が却って乗り心地が良くなるんじゃね?とか邪推してしまいます。

*1:もちろん問題なく利用できるが、本州方面だとフォーマットの違い故に偽物と疑われる可能性もなくはない

*2:塗装は共通で、座席の色や車内外にあるエンブレム、窓框の有無といった違いがある。椅子の座り心地は同じ。