小樽駅のキハ183-0系記念入場券です。
キハ183系の初期型車両が引退するのに伴い販売された記念の入場券となります。
小樽駅で発売していたものは、「特急北海」のデザインでした。
特急北海は、1967年に函館~旭川間(小樽経由の通称「山線」)で運転され始めた列車です。
キハ183系が使われ始めたのは1981年のことで、運転区間が函館~小樽~札幌間に短縮されています。ただ、山線は千歳線・室蘭本線経由の通称「海線」に比べて距離は短いものの線形が悪い上に急勾配区間もあってか非常に時間がかかっていたんだそうです。
その後、1986年に特急北海は廃止され、小樽駅を経由する山線の定期特急列車は消滅しています。