神戸から宮崎までの、宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」の乗船券です。
全国支援EXと券面に書かれていますが、宮崎県の全国旅行支援を適用しての乗船となっています。
宮崎カーフェリーの場合、正規料金から割り引く形となるため、通常のネット予約からの割引で乗船するのとそんなに大きな差が出なかったりします。
また、全国旅行支援適用の場合は電話予約をする必要があって、その点が面倒だった記憶があります。
乗船券の発券は書類等の確認があったので窓口で行う必要がありましたが、発券されたのは自動発券機と同じくレシート券でした。
券面下部にQRコードが印字されていて、乗船時に改札で係員がバーコードリーダーで読み取ります。
宮崎カーフェリーは、宮崎県の宮崎港と兵庫県の神戸三宮港を結ぶ夜行フェリーです。
通常は太平洋の四国の南側を航行しますが、太平洋が時化ている時は稀に瀬戸内海を経由する第二基準航路を使う場合があります。
この時に乗船した「フェリーたかちほ」は、2022年4月15日に就航した宮崎カーフェリーの新造船で、従来使われていた「みやざきエキスプレス」の代船となります。
船名の由来は宮崎県にある「高千穂」から来ています。
この時の乗船では、シングル個室を利用しました。
シングルは寝台と机と椅子があるだけの簡素な個室となっていて、乗船時に案内所でアナログ鍵を受け取ってから利用します。
他のフェリーで例えると、阪九フェリーのスタンダードシングル、東京九州フェリーのツーリストSみたいな雰囲気の個室です。
一見すれば結構狭い部屋ですが、寝台の下には荷物を置けるスペースがあるので、スーツケースとかは極端にデカいのでなければ寝台の下に入るかと。
船体の内側に位置するのですが、指定された部屋が比較的外に近い位置だったためか、インサイド個室にしては電波を拾っていた気がします。流石に紀伊水道を通過して太平洋に出た辺りからは電波を拾わなくなりましたが。