志布志発大阪行きのフェリーさんふらわあ「さんふらわあ さつま」の乗船券です。
発券時にはお客様控えの左側に細長い券が付いていますが、乗船時の改札で切り離されます。
フェリーさんふらわあは、大阪南港*1と別府観光港・志布志港、神戸六甲アイランド港と大分港を結ぶ航路を運航しています。大阪南港~別府航路と神戸~大分航路が瀬戸内海航路、大阪南港~志布志航路が太平洋航路となっています。
この時の乗船では舟遊復路割引を利用しています。往復で瀬戸内海航路と太平洋航路をそれぞれ利用すると適用される割引です。
大阪~志布志航路には「さんふらわあ さつま」と「さんふらわあ きりしま」が就航していて1日1往復運航しています。
2018年に就航した船で、「さんふらわあ さつま」としては3代目にあたる船です。2代目と区別するための名残か、乗船券の券面には「新さつま」と書かれます。
この日の志布志から大阪までは「さつま」が充当されていました。
内装は「さつま」も「きりしま」も同じです。
志布志までのアクセスが一見すれば大変そうに思えますが、鹿児島市内から「さんふらわあライナー」なる高速シャトルバス*2が運転されていて、フェリーさんふらわあの乗船客であれば無料で利用できるキャンペーンを行っています。
利用したのはスーペリア個室です。
1人利用が基本となるインサイド個室ですが、通常ソファーとなってる補助ベッドを展開することで2人で利用することもできます。2人利用時は事前の予約が必要となります。
個室内には洗面台はもちろん、洋式トイレとシャワールームもあります。
カードキーでドアを開閉するオートロック式となっていますが、カードキーは下船時に返却する必要があります。
1人利用だと割と広く感じた個室だったので、道中は快適に過ごせました。
紀伊水道辺りが若干時化気味で揺れはしましたが、二度寝でやり過ごしています。
志布志航路の場合、大阪南港ではさんふらわあ第2ターミナルを発着としています。
徒歩乗船の場合、ATCホールのある第1ターミナルと第2ターミナルの間は徒歩での通行ができないので、専用のシャトルバスでの移動となります。