紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

しんぺい92号 指定券

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博多から小倉までの、特急しんぺい92号の指定券です。

 

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みんなの九州きっぷ北部九州版の指定として発行したものです。

 

 

特急しんぺい号は、本来であれば熊本~人吉~吉松間を運転*1する列車ですが、2020年7月豪雨によって肥薩線の八代~吉松間が不通となったため、本来の運転区間での運転ができなくなって当面の間運休となりました。

 

運休から約1ヵ月後の2020年8月に、肥薩線応援企画として土休日や長期休み期間に門司港~博多間で1往復運転されることになりました。

区間で特急「かわせみ やませみ」*2と併結した計4両編成全車指定席での運転で、上り門司港行きは「しんぺい92号」、下り博多行きは「いさぶろう91号」として運転されます。

 

 

みんなの九州きっぷを使って指定を取る場合、指定席券売機だと座席位置が指定できず場所が完全にランダムとなります。座席位置を指定したい場合は窓口で発券する必要があります。

 

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乗車記念証は乗車後に貰えます。裏面のスタンプは予め押された状態で渡されました。

 

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小倉駅に停車する特急しんぺい92号。後ろに特急かわせみやませみ92号を繋いでいる

足の遅いキハ40系列の車両で最高速度も95km/hしか出せないため、種別こそ特急ですが途中駅で運転停車して後続の特急ソニック快速列車の退避を行います。

 

しんぺい92号として割り当てられるのは門司港寄りの2両の3号車と4号車で、博多寄りの2両は「かわせみやませみ」として使われています。通り抜けは可能となっています。

車内販売は「かわせみやませみ」の車両で行っています。

 

本来の運転区間ではないので、列車のコンセプトから若干外れてる感はありますが、車内の雰囲気を楽しむ列車と割り切って使うのがいいのかもしれません。

*1:人吉~吉松間は普通列車として運転

*2:1号車と2号車

みんなの九州きっぷ(北部九州)

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みんなの九州きっぷ北部九州版です。

 

みんなの九州きっぷは、乗車3日前までのネット予約*1限定で販売されている企画券です。全九州版と北部九州版の2種類があり、発売開始からしばらくの間の販売額は前者は10,000円、後者は5,000円となっていました。

現在の販売額は全九州12,000円、北部九州6,000円となっています。

 

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北部九州版は、三角線豊肥本線以北のJR九州線が連続する土日祝日の2日間九州新幹線の博多~熊本間を含めた特急列車自由席が乗り降り自由となります。

 

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北部九州版はフリーエリアが限定されているので、本券とは別にフリーエリアのエリア図も同時に発券されます*2

フリーエリアは以下のようになっています。

 

指定席に関しては、全九州版と同様に6回まで無料で使うことができます。指定席を取った際に、が券面に印字されます。

7回目以降は運賃部分のみ有効となり、特急券等を購入する必要があります。

 

当時の販売額が5,000円で、九州新幹線の博多~熊本間の自由席利用の片道が4,700円というのを考えると破格となっています。同区間で指定席を片道使うだけでも元が取れていました。

 

 

この時は特に観光するでもなくブラブラするのに使ったと記憶しています。

*1:JR九州インターネット列車予約またはe5489

*2:一部線区が省略されている

*3:添田~夜明間は鉄道代行バス

JAL3512便 搭乗券(2)

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新千歳から福岡までの、日本航空・JAL3512便の搭乗券です。

 

北海道から九州に帰る際に使ったものです。

この時はJMBのマイルを使った特典航空券で利用しています。なので実質タダで北海道から九州福岡まで移動したことになります。

 

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出発を待つJAL3512便

新千歳~福岡線は日本航空が2往復程度飛ばしていますが、最終が昼過ぎぐらいと早い時間帯になっています。

 

クラスJの設定もありましたが、私が空港に着いた時点で既に満席となっていたので、アップグレードはせずに大人しく普通席を使って帰りました。

 

 

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占冠→100kmまで 自由席特急券

 

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占冠から100km区間までの自由席特急券です。

 

占冠駅にはマルスシステムの設置がなく、かつ特急列車しか停車しないので特急券に関しても常備券か料金補充券で発券されます。

自由席特急券占冠から100km区間までと150km区間まで、札幌から150km区間までのものが常備券として置いてあるそうです。札幌からのものは恐らく往復利用を想定したものだと思われます。

 

なお、50km区間までのものは置かれていません。石勝線の新夕張新得間の相互間利用であれば特急料金不要で特急自由席に乗車できる特例があるためで、占冠を起点に見ると特急料金が必要となる駅が追分・十勝清水となり、いずれも占冠から50kmを超える距離で離れているからです。

 

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南千歳まで乗車した特急スーパーとかち

実際に占冠から南千歳まで実利用しています。

占冠→新千歳空港 普通乗車券

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占冠から新千歳空港までの乗車券です。

 

発駅となる占冠駅にはマルスシステムの設置はなく、常備券や補充券で切符が発行されます。

乗車券のうち、新千歳空港行きと札幌*1行きのものに関しては常備券で発行されます。

 

実利用していますが、実際に使ったのは南千歳までで、南千歳からは浦臼から新千歳空港までの乗車券で南千歳駅で途中下車していたものを使って空港まで行ってます。

*1:あいの里公園銭函までの2,860円区間

新夕張→夕張 片道券(出補)

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新夕張から夕張までの片道乗車券です。

占冠駅を訪れた際に購入したものです。出札補充券での発行となりました。

 

発駅の新夕張、着駅の夕張ともに判子が押されています。

その下にある△132103△132107事務管理コード*1と呼ばれるもので、6桁の数字で表記されます。前者は新夕張駅のもので後者は夕張駅のものとなっています。

1桁目が地区、2桁目が鉄道管理局、3桁目と4桁目が所属路線、5桁目と6桁目が駅をそれぞれ示しているんだそうです。

 

この事務管理コード、目にする機会は通常だとほぼなく、補充券で見ることがあるぐらいだと思われます。

*1:駅コードとも

南千歳→占冠 自由席特急券

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南千歳から占冠までの自由席特急券です。

 

南千歳駅の券売機で発券したものです。交通系ICカードの残高を使って購入しているので、券面右下にICの印字があります。

石勝線自体は交通系ICカードエリア外に位置する駅ですが、南千歳駅の券売機は交通系ICカードの残高を使って切符の購入ができるようになっています。

 

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占冠駅まで乗車した、キハ261系の特急スーパーとかち

帰りの飛行機が昼過ぎだったので、それまでの時間を利用して占冠まで往復してきました。

占冠駅は特急列車しか止まらない駅なので、新夕張新得間の相互間の利用であれば乗車券だけで乗車できますが、南千歳~新夕張間の普通列車が悲惨なぐらいに本数が少ないので新夕張以西でもほぼ特急を使わないと辿り着けない駅となっています。

南千歳駅 普通入場券

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南千歳駅の入場券です。

 

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南千歳駅に設置されている話せる券売機

南千歳駅に設置されているアシストマルス「話せる券売機」で購入したものです。

入場券の口座があり、それを選択するとマルス券の入場券を購入することができます。

 

似たようなアシストタイプの券売機はJR北海道に限らず他のJR各社でも導入が進められていて、窓口の代替としている駅もあるそうです。

 

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南千歳駅の駅舎

南千歳駅は北海道千歳市にある千歳線と石勝線の駅で、千歳線はこの駅で新千歳空港に向かう空港支線も分岐している乗換駅となっています。

主に道南・道東方面と新千歳空港方面への乗換駅として機能していて、特急北斗23号を除いた全ての旅客列車が停車します。かつては特急と快速エアポートが同一ホームで対面乗り換えすることができました。

 

元々この駅は日本初の空港連絡駅として1980年に千歳空港駅として開業しました。翌年に石勝線が開業し、この駅が石勝線の起点駅となっています。

当時は千歳空港駅と千歳空港旅客ターミナルビルとの間に国道36号を跨ぐ連絡歩道橋が設置されていました。

1992年に新千歳空港の新旅客ターミナルが開業すると同時に新千歳空港駅が開業し、従来の千歳空港駅は駅名を南千歳駅に改称しています。

 

駅の周辺は新千歳空港の滑走路や国道36号が駅前を通っているぐらいで、少し離れた所に千歳アウトレットモール・レラがあります。

札幌→(千)千歳・南千歳 自由席特急券

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札幌から千歳・南千歳までの自由席特急券です。

 

MVではない券売機で千歳までの自由席特急券を購入すると、着駅が千歳・南千歳となります。

 

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かつて急行はまなす号が運転していた時代に発売していた急行券も同じ着駅表示になっていたため、券売機だと同じ表記になるようです。

 

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785系の特急すずらん

千歳駅に停車する特急列車は、下り札幌行きの特急北斗23号だけが停車するのを除けば後は特急すずらん号だけとなります。

この時は千歳にホテルを取っていたため、千歳駅まで特急すずらん号の自由席に乗車しました。

浦臼→新千歳空港 乗車券

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浦臼から新千歳空港までの乗車券です。

 

発駅となる浦臼駅では切符の販売を行っていないので、予めえきねっとで予約・発券しています。

新千歳空港まで実利用しています。営業キロが101km以上の区間のため、途中駅での途中下車も可能となっています。

 

浦臼駅自体が2020年5月6日をもって札沼線非電化区間もろとも浦臼駅も廃止・廃駅になっているため、現在はこの乗車券を発券することができなくなっています。

石狩当別駅 わがまちご当地入場券

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札沼線石狩当別駅のわがまちご当地入場券です。

 

石狩当別駅は石狩郡当別町にある駅で、当別町の代表駅となっています。

入場券は駅のみどりの窓口にて発売していました。

 

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橋上駅舎の石狩当別

石狩当別駅は札沼線の駅で、かつては札沼線非電化区間の列車の始発駅となっていました。

札沼線自体が長らく非電化路線でしたが、2012年に石狩当別駅を含む桑園~北海道医療大学間が電化され、電車列車が発着するようになりました。石狩当別を発着とする快速エアポートも運転を始めています*1

 

江差線道南いさりび鉄道線にも同じ読み・同じ漢字の駅がある*2ということで、駅名の頭に旧国名の石狩を付けた石狩当別駅となっています。

ただ、石狩当別駅が石狩市の駅と誤認されている人が多いとのことで、隣の石狩太美駅を含めて駅名から石狩を削除するという話が進んでいるようです。

 

もしも石狩当別石狩太美の両駅から石狩が削除された場合、旧国名の石狩を冠する駅は留萌本線にある石狩沼田駅だけになります。

*1:札幌~石狩当別間はuシート含めて全車自由席として運転される

*2:渡島当別駅

浦臼駅 わがまちご当地入場券

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札沼線浦臼駅わがまちご当地入場券です。

 

浦臼駅は樺戸郡浦臼町にあった駅で、浦臼町の中心駅でした。

 

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入場券を発売していた浦臼温泉

入場券は無人駅の浦臼駅ではなく、浦臼温泉で発売していました。

浦臼駅からは約3km離れていて、徒歩移動だと片道約30分かかりました。浦臼駅の隣の鶴沼駅が最寄り駅となっていましたが、列車本数が絶望的に少なかった*1のでほとんどの場合でバスがタクシーか徒歩での移動となります。

 

せっかく浦臼駅から30分歩いて行ったので、入場券を買ったついでに温泉にも入ってきました。

 

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夜間の浦臼駅

浦臼駅札沼線にあった駅で、非電化区間にある途中駅の一つでした。末期は1日1往復の新十津川発着の列車を除いて全て浦臼駅石狩当別方面へと折り返していました。

 

元々は札沼北線の終着駅として開業したのが始まりで、その翌年に石狩当別駅まで延伸開業して札沼北線と札沼南線を統合して札沼線となっています。

第二次世界大戦時に札沼線石狩月形~石狩追分間が不要不急線に指定され、浦臼駅も営業休止に追い込まれています。1946年に石狩当別浦臼間で営業再開し、浦臼以東の区間も1953年に浦臼~雨竜間が営業再開しています。

 

2016年のダイヤ改正浦臼駅より東側を走る列車が1日1往復に減便され、2020年5月6日をもって北海道医療大学新十津川間の営業終了と同時に廃駅・・・となる予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けての緊急事態宣言により、2020年4月18日から同年5月6日まで全列車運休措置が取られてため、2020年4月17日が実質的な浦臼駅の営業最終日となってしまいました。

全列車運休措置自体が直前に発表されたもので、最後はあっけなく終わってしまったという感じでした。

*1:1日1往復しかなかった

秩父別駅 わがまちご当地入場券

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留萌本線秩父別*1駅のわがまちご当地入場券です。

 

秩父別駅雨竜郡秩父別町にある駅です。秩父別町の中心駅となっています。

 

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入場券は道の駅で発売していた

入場券は秩父別駅無人のため駅での販売は行われておらず、道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」にて発売していました。駅から10分ほど歩いた所に位置しています。

 

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秩父別駅の駅舎

秩父別駅留萌本線の駅で、現在は交換設備が撤去された棒線駅となっています。

ホームは私が訪問した時点では舗装されていない砂利敷きとなっていました。

 

朝一の下り留萌行きの列車が通過する以外は全ての普通列車が停車します。

*1:読みは「ちっぷべつ」

比布駅 わがまちご当地入場券

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宗谷本線の比布*1駅のわがまちご当地入場券です。

 

比布駅は上川郡比布町にある駅で、比布町の中心駅となっています。

入場券は駅の中にあるピピカフェ比布駅にて発売していました。

 

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2016年から使われている比布駅の駅舎

比布駅は宗谷本線の駅で、快速なよろ号の停車駅となっています。また、一部の普通列車が比布駅で旭川方面に折り返していきます。

 

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訪問した際にピピカフェ比布駅でケーキを食べた

列車の待ち時間もあったので、入場券を購入するついでにピピカフェ比布駅でケーキを食べました。

 

駅名の読みが「ぴっぷ」というのもあり、かつてはこの駅でピップエレキバンのCM撮影も行われたんだそうです。

*1:読みは「ぴっぷ」

ライラック旭山動物園号 乗車券・特急券【トクだ値45】

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札幌から旭川までの、特急ライラック旭山動物園号の乗車券・特急券の一葉券です。

えきねっとトクだ値45を適用しています。

 

ライラック旭山動物園号は札幌~旭川間で運転する列車で、特定日に走っています。

運転日の日は定期列車として走っている特急ライラックの1往復を運休扱いにした上で同一ダイヤで「ライラック旭山動物園号」として運転されています。

2017年頃からキハ183系を使っていた特急旭山動物園号の後継列車として運転されています。全車指定席だった先代と違って自由席の設定があります。

 

札幌~旭川間では特急ライラック・特急カムイ向けにえきねっとトクだ値45の設定がありますが、ライラック旭山動物園号に関しても対象列車に含まれています。

 

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指定席利用者向けに車内で乗車証明書の配布を行っていました。

ステッカー状になっていて、「札幌→旭川」とあるように上りと下りでは違ったものになっているのかもしれません。

 

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ライラック旭山動物園号に使われる789系0番台

車両は789系0番台が使われます。

ヘッドマークや行先表示もライラック旭山動物園号のものが用意されています。

 

1号車の旭川寄り半室がグリーン車の客室となっていますが、ライラック旭山動物園号として運転する際にはグリーン車の設定はなく、その部分の客室は記念撮影スペースとして使われます。

旭川駅到着後は通常のライラックとして札幌に折り返すため、グリーン車客室部分は車内清掃と同時に記念撮影スペースの撤去を行っていました。

 

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電光表示器が平仮名表記

もう一つ変わった点として、ライラック旭山動物園号として運転している場合は客室の電光表示器の文字を平仮名で表示していました。

恐らく子供向けに平仮名で表示しているんだと思いますが、漢字表記に慣れている身だとちと読みづらいなと感じたものです。