紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

大阪南→新門司(1便二等洋室・フェリーきょうとⅡ) 名門大洋フェリー乗船券

 

大阪南港から新門司港までの、名門大洋フェリー下り1便「フェリーきょうとⅡ」の乗船券です。

 

この時は2等洋室を利用しています。開放寝台区画で、名門大洋フェリーでは何度も使っている設備です。

 

2022年1月に引退した「フェリーきょうとⅡ」

乗船したのは、2022年1月に退役した「フェリーきょうとⅡ」でした。2022年1月13日の大阪南港発新門司行きが最終航海となりました。

新造船「フェリーきょうと」を2021年12月に投入した後、暫くは予備船として使われていたようです。

 

その後、「フェリーきょうとⅡ」の姉妹船である「フェリーふくおかⅡ」も2022年3月27日に最終航海を行い、新造船「フェリーふくおか」に置き換えられています。

「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」は共に2便に投入され、従来2便で使われていた「フェリーおおさかⅡ」と「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は1便に回されています。

びわこエクスプレス2号 B特急券【チケットレス特急券】

 

大阪から京都までの、特急びわこエクスプレス2号の特急券です。

 

チケットレス特急券】を使っていますが、発券してしまったのでチケットレスしていない特急券になっています。

発行箇所の高松(岡)UK1は、四国の高松駅にあるエクスプレス予約受取向けのMV60です。JR四国の駅に設置してありながら、JR西日本の端末という扱いになっていて、地紋もJR西日本を示すWとなっています。

 

キハ189系で運転する特急びわこエクスプレス2号

特急びわこエクスプレスは、平日米原草津~大阪間を運転している通勤客向けの特急列車です。

1.5往復運転されていて、1号と4号が米原~大阪間、2号が大阪→草津区間でそれぞれ運転しています。

 

2号はキハ189系が使われていて、大阪駅に到着した香住からの特急はまかぜ6号が間合い運用としてそのまま特急びわこエクスプレス2号として運転されます。

2021年のダイヤ改正からは全車指定席となり、自由席の設定がなくなっています。

新快速(A)4号 指定席券

 

姫路から大阪までの、新快速4号の指定席券です。

 

通常料金で英語表記で発券したものです。

列車名の新快速は「S.Rapid (A) 4」という表記になっています。関西圏の駅での新快速の英語表記と同じになっています。

「Special Rapid Service」だと券面に入らなくなるから「S.Rapid」と略しているんだと思います。それにAシートを意味する(A)と、4号を示す4が印字されます。

 

余談ですが、「Special Rapid Service」は直訳すると特別快速となります。種別の性格としては概ね同じですが、首都圏を走っている特別快速と区別するために種別名が関西では新快速になったとかどうとかいう噂があったりなかったり。

名古屋地区にも新快速が走っていますが、あちらは「New Rapid」と英語表記が異なっています。別種別で特別快速が走っているから区別のためにそうなったんだとか。

 

223系電車のAシート車両側面

Aシート車両を連結した新快速は、野洲~姫路・網干間を1日2往復運転しています。

登場してからそれなりに経ちましたが、Aシート車両が増える気配がまるでないので現状維持が続くんだと思います。

 

乗車当時は一部座席が指定席で、指定席として販売している座席はリネンが「指定席」と書かれた緑色のものが使われていました。

2022年ダイヤ改正からはAシート車両の全ての座席が指定席に変更されています。

ラ・マル備前長船 普通列車用グリーン券

 

長船から岡山までの、快速ラ・マル備前長船普通列車用グリーン券です。

 

瀬戸内エリアの観光列車として、JR西日本が観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」を走らせています。

運転区間によって列車名を変えて運転していて、

  • 岡山~宇野間 ラ・マルせとうち
  • 岡山~尾道間 ラ・マルしまなみ
  • 岡山~琴平間 ラ・マルことひら

が運転されていましたが、2021年7月からはそれに加えて赤穂線方面へ岡山~日生間で運転する「ラ・マル備前長船」を新たに設定しています。

 

乗車したのはたまたま運行開始初日となりました。

 

長船駅にてラ・マル備前長船。炎をモチーフとしたヘッドマークを付けている

車両は他のラ・マル〇〇と同じく、専用の213系電車2両編成が使われますが、ヘッドマークが運転区間によって変わります。

ラ・マル備前長船の場合は、備前焼や日本刀を彷彿とさせる炎をモチーフとしたヘッドマークを装着して運転しています。

車内のギャラリーには本物の日本刀が展示されていたり、車内販売では備前長船専用のメニューがあったりします。

 

日生行きの場合、長船駅から出てるシャトルバスに乗ることで備前長船刀剣博物館に入館できたり、日生駅では観光船で日生湾を巡るクルーズ船に乗船できたりします*1

*1:小豆島大部港行きのフェリーにはギリギリ接続しない

長船→岡山 乗車券

 

長船から岡山までの乗車券です。

赤穂線から山陽本線に抜ける経路ですが、赤穂線が起点と終点のどちらも山陽本線と接続するため、区別のために東岡山駅の隣の大多羅が経路欄に印字されています。

 

みどりの窓口で購入した乗車券です。

長船駅みどりの窓口は2022年2月28日をもって営業を終了し、指定席券売機の設置も行われていないので、長船駅発行のマルス券は現在は発券することができなくなっています。

 

長船駅の駅舎

前述したように、長船駅には2022年2月末までみどりの窓口がありました。

常時窓口が開いていたわけではなく、時間帯は限定されていたと記憶しています。

池田⇔高松 乗船券

 

池田~高松間の国際両備フェリーの乗船券です。

 

小豆島と高松を結ぶ航路のひとつで、小豆島町にある池田港と高松市にある高松港を結んでいます。この航路は国際両備フェリーの単独運航となっています。

 

国際両備フェリーの「第十一こくさい丸」

池田航路には「第〇〇こくさい丸」と名乗る船が就航しています。

2022年7月現在だと、「第一こくさい丸」と「第十一こくさい丸」の二隻が就航しています。

 

この時に乗船したのは「第十一こくさい丸」で、2021年7月21日に就航した新造船です。乗船したのが同年7月30日だったので、就航から10日目に乗船したことになります。

象をモチーフとしたマストがあり、「しまぞう」という愛称があります。

所要時間は約1時間で、船内ではうどんを販売してて食べることができます。

新岡山⇔土庄 片道乗船証

 

新岡山~土庄間の片道乗船証です。

この航路は国際両備フェリー四国フェリーの共同運航航路となっていて、どちらの会社の船でも利用できるようになっています。

 

徒歩乗船の場合、岡山駅から新岡山港まではバスを利用することになります。

この岡山駅~新岡山港のバスと、新岡山港~土庄港間のフェリーがセットになった「かもめバスきっぷ」という割引きっぷもあります。

 

国際両備フェリーの「おりんぴあどりーむせと」

この時乗船したのは、国際両備フェリーの「おりんぴあどりーむせと」でした。

JR九州ではお馴染みの水戸岡氏のデザインした内装になっていて、JR九州に乗り慣れていると「見慣れた光景だ」ってなります。

 

展望甲板には「チャギントン」という作品に登場するキャラクター「ウィルソン」のミニトレインがあり、運行していれば実際に乗ることもできるんだそうです。

久留米→馬堀 乗車券

 

久留米から馬堀までの乗車券です。

 

特に変わったところのない普通の乗車券ですが、京都駅で途中下車するために京都市内をはみ出た馬堀駅を着駅としています。

なお、運賃は久留米を起点とした場合は京都までと同じになっています。

 

途中、博多・新倉敷・倉敷・岡山・姫路・大阪・京都・花園の各駅で途中下車をしています。

博多では食事のため、新倉敷では乗り換えのため、倉敷では宿泊のため、岡山では小豆島方面に寄り道したため、姫路と大阪では買い物のため、京都では宿泊のため、花園では映画村にいくためだったと記憶しています。

花園まで使えればよかったので、花園から馬堀の区間は放棄しています。

 

倉敷駅の自動改札機が途中下車に対応しているため、改札機に切符を通した際に券面の右側「馬」と「堀」の間に「倉敷」の印字がされています。

この印字も印字としてカウントされているためか、岡山駅で新幹線改札に入場した際には4回目と見なされたためか赤文字印字がありませんでした。

室蘭駅 北の大地の入場券

 

室蘭駅北の大地の入場券です。

 

室蘭駅の分は、駅のみどりの窓口にて発売しています。

営業時間が夕方までになっているので、訪問する際は時間に注意する必要があります。

 

4代目駅舎の室蘭駅

室蘭駅室蘭市にある室蘭本線室蘭支線の駅です。室蘭支線の終着駅となっています。

室蘭支線は普通列車だけが乗り入れていて、室蘭駅を発着する列車は全て普通列車となっています*1

 

現在の室蘭駅駅舎は4代目のもので、先代となる3代目の駅舎は北西方面に少し離れた場所にあり、現在は室蘭観光協会が使っているんだそうです。

 

かつては石炭輸送で賑わっていたそうで、函館や青森に向かう船が近くの港から発着していたんだそうです。

つい最近まで室蘭と八戸を結んでいたシルバーフェリーが運航していたのですが、この航路は2022年2月1日に休止されていて、フェリーターミナルも閉鎖されています。

*1:札幌~室蘭間運転の特急すずらん号は、東室蘭~室蘭間は普通列車として運転される

登別駅 北の大地の入場券

 

登別駅の北の大地の入場券です。

 

登別駅の分は、駅のみどりの窓口にて発売しています。

営業時間が夕方までなので、訪問する時間帯に注意する必要があります。

 

登別駅の駅舎

登別駅は、登別市にある室蘭本線の駅です。営業列車は特急北斗2号を除いた全列車が停車します。

登別市の市役所等のある中心部にあるのは登別駅ではなく、幌別となっています*1

 

駅前からは道南バス登別温泉に向かうバスが発着していて、登別温泉やのぼりべつクマ牧場へとアクセスすることができます。

*1:幌別駅には特急北斗号は停車せず、特急すずらん号と普通列車が停車する

白老駅 北の大地の入場券

 

白老駅の北の大地の入場券です。

 

白老駅の分は、駅のみどりの窓口にて販売しています。

営業時間が夕方までなので、訪問する際は時間に注意する必要があります。

 

2020年にリニューアルされた白老駅の駅舎

白老駅は白老郡白老町にある室蘭本線の駅です。

 

以前は特急すずらん号と普通列車が停車し、特急北斗号は全列車通過する駅でしたが、2020年に白老町にウポポイ*1が開業するのに伴い、2020年3月のダイヤ改正からは半数以上の特急北斗号が白老駅に停車するようになりました。

同時に「ウポポイ 民族共生象徴空間前」という副駅名が付けられています。

 

ウポポイの開業を前に、白老駅の駅舎もリニューアルしています。同時に北口への自由通路が整備されています。

*1:民族共生象徴空間のこと

静内駅 北の40記念入場券

 

静内駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

静内駅のものには、苫小牧運転所のキハ40形350番台が描かれていました。

日高本線で使われていたキハ130形*1を置き換えるために投入した車両で、エンジン出力を向上したものに換装しています。

車体が所謂「日高線色」とも呼ばれてた特徴ある車両でした。日高本線をメインに使われていましたが、石勝線や廃止された夕張支線にも乗り入れていたことがありました。

 

なお、キハ40形350番台は全て廃車されており、現存しません。

*1:キハ40形を置き換えた車両だが、車両構造と路線環境によって老朽化の進行が早く、エンジン出力を上げたキハ40形に置き換えられた車両

静内駅 北の大地の入場券

 

静内駅北の大地の入場券です。

 

静内駅の分は、駅のみどりの窓口にて販売されていました。

2021年4月1日をもって日高本線鵡川~様似間が廃止されたのに伴い、その途中駅だった静内駅も廃駅となったため、静内駅の分は発売を終了しています。

 

静内駅の駅舎。末期は列車が発着していなかった

静内駅日高郡新ひだか町にあった日高本線の駅です。

日高本線内における列車運行上の要だった駅で、かつて運転されていた急行えりもの停車駅でもありました。

 

2015年の高波被害があるまでは列車が発着していましたが、当時は普通列車のみの運行となっていました。

高波被害で鵡川以南の日高本線が不通となった後は、鉄道代行バスが駅前から発着していました。日高本線の鉄道代行バス静内駅を境に運行系統が分けられていましたが、一部便は同じ車両で静内駅で行先を変更した上で直通を行っていました。

 

現在は鉄道代行バスの運行も終了していますが、バスで訪問することはできます。

札幌からの高速ペガサス号、苫小牧からの特急とまも号がそれぞれ停車するようです。

新幹線近トク1・2・3

 

広島から徳山までの、新幹線近トク1・2・3です。

 

新幹線近トク1・2・3は、期間限定で発売されていた山陽新幹線自由席利用の企画券です。乗車日前日までの購入が必要で、e5489やJR西日本の主な駅の指定席券売機で購入ができました。

主に駅間距離が120km以内の区間で設定されていて、区間によって1,000円、1,500円、2,500円と販売額が設定されていました。

西明石~岡山間、相生~福山間、東広島~徳山間、新岩国~厚狭間での設定はありませんでした。また、厚狭・新下関・小倉・博多の相互駅間の設定もありませんでした。

 

広島~徳山間のものは販売額が2,500円となっていました。

この区間の運賃・新幹線自由席特急料金は3,450円となっているので、通常よりも950円安くなっています。

 

 

新山口から新下関までの、新幹線近トク1・2・3です。

この区間の販売額は1,500円に設定されていました。運賃・新幹線自由席特急料金は2,160円となっているので、通常よりも660円安くなっています。

 

広島から徳山まで乗車したこだま号

この時の泊地が山口県防府市だったので、広島から徳山までは新幹線で、徳山から防府までは普通列車で移動しました。

広島~徳山間を普通列車で行こうとすると2時間近くかかるのに対し、新幹線だと大体30分以内で着くので大幅な時間短縮を図ることができます。

 

青春18きっぷで一部区間で別途課金して特急や新幹線を使って移動する所謂「ワープ」でも、新幹線近トク1・2・3が使えそうでした。

 

新山口から新下関まで乗車したひかり号

翌日の防府から新山口まで普通列車で移動したのち、新山口から新下関までも新幹線で移動しました。

 

乗車したのは名古屋始発のひかり591号で、厚狭駅を通過して新下関駅に停車します。

新下関駅では12分接続で下関行き普通列車に乗り換えることができ、小倉駅まで比較的スムーズに進むことができます。

この区間に関しては、新幹線を使ったとしても乗り換え駅での待ち時間で普通列車が追い付く場合が多く、時間短縮を図りにくい区間となっています。