紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

松山→広島 フェリー乗船証

 

松山観光港から広島港までの、フェリーの乗船証です。

 

瀬戸内海汽船石崎汽船が共同運行する広島港と松山観光港を結ぶ航路で、一部便が呉港を経由します。

同じ区間には旅客専用の高速船スーパージェットも運行していて、そちらは所要時間が短い代わりに料金がフェリーよりも高く設定されています。

 

この時の乗船では、松山観光港14時15分発の呉港経由広島行きのフェリーに乗船しています。

料金面では呉港で下船して、呉駅から呉線に乗り換えて広島駅まで行くほうが有利にはなります。

 

瀬戸内海汽船の2020年8月に就航した新造船シーパセオ

乗船したのは、2020年8月に就航した瀬戸内海汽船シーパセオでした。

 

姉妹線のシーパセオ共々、共同運航している石崎汽船の船とは趣が異なった船になっています。

客室はどこか喫茶店っぽい雰囲気だったり、展望デッキはどこか公園っぽい造りになっていたりと、乗船したら楽しそうな設備になっています。

松山市→睦月 伊予鉄道特殊補充券

 

松山市から高浜経由で睦月までの片道乗車券です。

伊予鉄道松山市駅にて特殊補充券で発券されたものです。

 

着駅の睦月は駅ではなく、瀬戸内海に浮かぶ忽那諸島有人島である睦月島のことです。睦月島の住所は松山市に含まれているので、松山市内で完結している区間となっています。

松山市から高浜までは伊予鉄道の郊外電車・高浜線を、高浜から睦月までは中島汽船のフェリーを利用する連絡乗車券となっています。

 

 

伊予鉄道郊外電車と中島汽船を乗り継ぐ連絡乗車券は元々硬券があったのですが、WEBニュースの「知られざる硬券の世界」という記事が公開されて以降、急に売れたようです。

 

www.nhk.or.jp

私が松山市駅に訪れた時には硬券は売り切れていました。

それで代わりに・・・という形で発券して頂いたのがこの補充券となります。

 

高浜まで実利用を考えましたが、結局は別途乗車券を購入して未使用のまま手元に残しています。何気に№000001の券になっています。

伊予灘ものがたり大洲編 普通列車用グリーン券

 

松山から伊予大洲までの、伊予灘ものがたり大洲編普通列車用グリーン券です。

 

伊予灘ものがたりは、松山~伊予大洲八幡浜間を予讃線の愛称「愛ある伊予灘線」周りで運転する四国初の本格的な観光列車です。

列車では殆ど使われているであろう列車名〇〇号という便名表記ではなく、列車名〇〇編という表記が使われています。

全部入れると券面に入りきれないので、マルス券では伊予灘〇〇編で印字されます。

 

伊予灘ものがたりの4便は以下の区間で運転されます。

  1. 松山→伊予大洲 大洲編
  2. 伊予大洲→松山 双海編
  3. 松山→八幡浜 八幡浜
  4. 八幡浜→松山 道後編

 

himatsubushi2.hatenablog.com

2021年の5月に乗ろうとした時はまん延防止等重点措置が出たために運休となって乗車が叶いませんでしたが、再度同年7月に乗車しに来た形となります。

 

 

併用した乗車券です。

運賃は内子線廻りで計算されていますが、伊予灘ものがたりが走る「愛ある伊予灘線」経由でも乗車することができます。

 

 

車内で記念乗車証を貰いました。

伊予灘ものがたり初代車両のラストランイヤーだったのもあり、ラストラン仕様のものになっていました。

表面の写真や、裏面のイラストは乗車した季節によって変わっていたんだそうです。私の乗車時は夏バージョンで裏面にひまわりが描かれているものでした。

 

灘駅停車中の伊予灘ものがたり

伊予灘ものがたりの初代車両はキハ47形を改造した専用車両が使われていました。

2両編成で、全車グリーン車指定席となっていました。青春18きっぷとの併用はできませんでした。

 

大洲編では途中の下灘駅運転停車し、車外に出ることもできました。

 

 

伊予灘ものがたりでは、事前に食事予約券を購入することで、食事の提供を受けることができます。

 

伊予灘ものがたり大洲編のモーニングプレート

伊予灘ものがたりの食事は、大洲編がモーニング、双海編と八幡浜編がランチ、道後編ではアフタヌーンティーがそれぞれ提供されます。

食事の内容は季節によって変わっているようです。

 

 

2022年の運転からは、列車名は引き続き「伊予灘ものがたり」となっていますが、種別が特急に変更され、車両もキハ185系を改造した専用車両3両編成となっています。

松山観光港連絡バス乗車券

 

松山観光港から高浜駅行きの連絡バスの乗車券です。利用しないのを前提に小人運賃のものを購入しています。

 

松山観光港から高浜駅までは連絡バスが出ていて、大人100円、小人50円で乗車することができます。

松山観光港のバス乗り場に自動券売機があるので、そこで切符を購入することができます。

なおこの券売機、高浜駅から先の伊予鉄道郊外電車区間までの乗車券を買うこともできるようになっています。

 

高浜駅松山観光港を結ぶ連絡バス

連絡バスは概ね高浜駅の電車の発着に合わせる形で運行されています。距離は1kmもないので、バスを使わずとも歩いてはいけます。

高浜から松山観光港まで高浜線を延伸するという構想自体はあるそうですが、建設費等の関係で構想に留まっている現状らしいです。

その名残・・・と言えるか怪しいですが、高浜駅駅名標の隣駅表記に松山観光港と書かれていたりします。

小倉→松山(二等寝台) 松山・小倉フェリー乗船証

 

小倉から松山観光港までの、松山・小倉フェリーの乗船証です。

 

松山・小倉フェリーはその名の通り、愛媛県松山観光港と福岡県の小倉港を結ぶ航路です。

夜行便1往復を運転していますが、ドック期間中は松山行きが昼行便として運行されます。

 

この時は二等寝台を利用しました。

当時は二等寝台で8,900円でしたが、運賃が上がって現在では11,100円になっています*1。ここまでくると新門司港発の関西航路の個室寝台の方が安いという、なにかおかしな現象が起こっています。

 

乗船したフェリーはやとも2

乗船したのは「フェリーはやとも2」です。

1987年に就航した船で、当時は関西汽船が所有・運用していました。2009年に営業譲渡によってフェリーさんふらわあの運行となりましたが、2013年に撤退して石崎汽船の子会社として設立した松山・小倉フェリーに航路ごと譲渡されて今に至っています。

 

21時55分に出港し、翌5時に到着するダイヤとなっています。

7時までは船内休憩をすることができますが、その際に人道橋を一旦切り離すため、6時半まで下船ができなくなります。

*1:ちなみに現在は二等で9,300円

SL桃鉄号 指定席券

 

鳥栖から熊本までの、SL桃鉄号の指定席券です。

 

SL桃鉄号はJR九州桃太郎電鉄がコラボした一環として運転された列車です。熊本~鳥栖間で運転されています。

2022年の3月26日、27日、4月2日、3日、9日の計5日間だけ運転されています。

 

ダイヤや車両、料金はSL人吉と同じになっていますが、客扱いする途中停車駅が久留米駅だけになっています*1

 

 

記念乗車証はSL人吉のものがそのまま使われています。

熊本行きの場合は表面がDE10形ディーゼル機関車が描かれたものが2号車にてセルフで配布されています。

 

正面のナンバープレートが「桃鉄」に変えられているSL桃鉄号。肥前旭駅にて

編成自体はSL人吉と同じく、鳥栖側から

[8620形蒸気機関車58654号機]-[50系客車3両]-[DE10形ディーゼル機関車]

となっています。

ただ、SL桃鉄号として運転される時は蒸気機関車の正面ナンバープレートが「桃鉄」と書かれたものに差し替えられており、ヘッドマークも桃を模したものが付けられます。

 

熊本行きの牽引機となるDE10形ディーゼル機関車

なお、熊本行きの牽引機となるDE10形ディーゼル機関車にはヘッドマークの装着がありませんでした*2

 

桃鉄」プレートを付けた58654

鳥栖駅には機関車の向きを変える転車台がないので、熊本行きの場合は蒸気機関車を最後尾に逆向きでつないだまま運転されます。

 

車内イベントとしては3つのサイコロを振って出た目によってプレゼントが貰えるというものがありました。

その他、窓の横にある額縁が桃鉄のものに変わっていた以外は、概ねSL人吉と同じだったと思います。

*1:大牟田、玉名は運転停車を行うが乗降扉は開かない

*2:SL人吉として運転する場合はヘッドマークを装着する

昆布駅 北の大地の入場券

 

昆布駅の北の大地の入場券です。

 

昆布駅の分は、昆布駅の裏手にある蘭越町交流促進センター 幽泉閣にて販売しています。駅舎のすぐそばにある跨線橋を渡って裏手に出ることができます。

 

昆布駅の駅舎

昆布駅は磯谷郡蘭越町にある函館本線の駅です。

普段は普通列車しか通らない駅となっていますが、9月頃に運転される特急ニセコ号の停車駅にもなっています。

 

駅自体は無人駅となっていて、駅舎は待合室のようなものになっています。

北海道新幹線の札幌延伸時には並行在来線となる函館本線長万部~小樽間はバス転換の上で廃止されることが決まっており、同区間にある昆布駅も将来は廃止されることになっています。

 

 

余談ですが、同じ北海道内に昆布盛駅があります。

昆布盛駅根室本線花咲線区間にある駅で昆布駅とは距離が離れていて、鉄道だけを使って両駅間を移動しようとすると約10時間程かかり、普通運賃も1万円を超えます。

鳥栖駅 普通入場券

 

鳥栖駅の入場券です。

 

発行箇所が「鳥栖駅MV50」となっていることから、指定席券売機で発券したものとわかります。

永らく鳥栖駅には指定席券売機が設置されていなかったのですが、2022年の3月頃に従来あった券売機1台を置き換える形で設置されました。

 

鳥栖駅の駅舎

鳥栖駅佐賀県鳥栖市にある鹿児島本線長崎本線の駅です。長崎本線の起点駅となっています。

鳥栖市の代表駅で、全ての営業列車が停車します*1

 

駅舎は1903年明治36年)に建築されたものを増改築を繰り返しながら現在に至るまで使われ続けています。また、ホームの柱の一部が明治時代製造の古いレールが使われています。

かつての鳥栖駅構内には鳥栖機関区や鳥栖操車場が広がっていましたが、廃止後の跡地に鳥栖スタジアム*2が建設されています。

2010年頃に駅前の整備が行われ、現在の駅前広場の形になっています。

鳥栖駅自体を橋上化するという話も出ていましたが、どうやら撤回されたようです。

*1:特急36ぷらす3は客扱いを行わない運転停車

*2:2022年6月現在では「駅前不動産スタジアム」の愛称がある

倶知安駅 北の40記念入場券

 

倶知安駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

倶知安駅のものには、苗穂運転所のキハ40形700番台が描かれています。

車内の座席を2+1列に改造した車両で、函館本線札沼線等で使用されていたんだそうです。

 

現在、苗穂運転所にいたキハ40形700番台は函館に転属したり廃車されていて全ていなくなっています。

倶知安駅 北の大地の入場券

 

倶知安駅北の大地の入場券です。

 

倶知安駅の分は、駅のみどりの窓口にて販売しています。

窓口が早朝や夕方以降が開いていないので、主に日中時間帯に訪問することになります。

 

倶知安駅の駅舎

倶知安駅虻田郡俱知安町にある函館本線の駅です。

かつては胆振線が分岐していました。北海道新幹線が札幌まで延伸開業した際に停車駅となります。

 

北の大地の入場券を購入した当時だと、駅前に路線バスや送迎バスが待機していて、列車で倶知安駅に来た人たちがそれらに乗り換えて行く光景を目にしました。

 

2021年10月31日からは北海道新幹線の建設工事の一環として配線を変更し、新ホームが使われ始めています。

一方で北海道新幹線並行在来線扱いとなる函館本線長万部~小樽間は廃止されてバス転換される予定となっています。

現在の駅舎はそのうち解体され、新たに新駅舎を高架駅構造で建設するそうです。

ピカチュウジェットオリジナル搭乗券

 

福岡から那覇までの、スカイマーク・SKY501便の搭乗券です。

 

スカイマーク株式会社ポケモンと提携し、「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環としてピカチュウジェットを飛ばし始めました。

搭乗券に関しても、ピカチュウの描かれた地紋のものが使われ始めました。

 

 

こちらは那覇から福岡までの、スカイマーク・SKY502便の搭乗券です。

 

ピカチュウの地紋は全部で15種類あり、実際に発券してみないとどれが出てくるかわからなくなっています。

 

ピカチュウジェット自体は主に那覇空港を発着とする路線で運行しているようです。

 

往復ともピカチュウジェットには当たらず

私が搭乗した福岡~那覇の往復共にピカチュウジェットには当たらず、普通のスカイマークの飛行機でした。

スカイマークのページに直近日のピカチュウジェットの運行予定が掲載されていますが、よほど運賃が安くなってない限りは狙って搭乗するのは難しそうです。

江別駅 北の大地の入場券

 

江別駅の北の大地の入場券です。

 

江別駅の分は、駅のみどりの窓口にて発売しています。営業時間も長いので、訪問すれば特に労せず入手できると思います。

 

江別駅の駅舎

江別駅は江別市にある函館本線の駅です。

現在は普通列車だけが停車する駅となっています。過去には急行列車が停車していたらしいです。札幌方面からの一部の列車が江別駅で折り返します。

 

かつては江別駅から発電所王子製紙工場への専用線が分岐していたようですが、いずれも現在は廃止されています。

壱岐の島乗合バス1日乗り放題乗車券

 

壱岐交通のバスが1日乗り放題となる乗車券です。

 

壱岐島内でバスを運行している壱岐交通では、1日乗車券を発売しています。

バス車内でも購入することができます。購入の際に、サインペンで日付を記入していました。

 

壱岐島内のバス運賃が高めになっているため、何回かバスに乗り降りしてれば元が取れたりします。

 

壱岐交通のバス

九州郵船ジェットフォイル「ヴィーナス」で博多から壱岐の郷ノ浦まで来て、そこから芦辺までバス移動を行いました。

が、芦辺に直行するバスではなく、間違えて勝本を経由するバスに誤乗して遠回りしていました。

最終的には印通寺までバスを使い、そこから九州郵船「エメラルドからつ」で唐津へ抜けています。

 

上の写真は郷ノ浦から芦辺に向かう際に乗車したバスです。三菱ふそうっぽいですが、恐らくかなり昔の車種なのかなと。

岩見沢駅 北の40記念入場券

 

岩見沢駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

岩見沢駅のものには、苗穂運転所のキハ40形330番台が描かれています。

キハ40から宗谷本線の急行向けにキハ400形に改造されていますが、それをさらに普通列車向けに再改造した車両になっています。車内はロングシートになっていて、札沼線で使われていたんだそうです。

2012年の札沼線電化後は余剰となり、定期運用がなくなっています。苗穂で入換で使われたり、廃車になったり、ミャンマー国鉄に譲渡されたりしてるそうです。

岩見沢駅 北の大地の入場券

 

岩見沢駅の北の大地の入場券です。

 

岩見沢駅の分は、駅のみどりの窓口にて発売しています。窓口営業時間が19時までになっているので、その点は注意が必要です。

 

雪に覆われた岩見沢

岩見沢駅は岩見沢市にある、函館本線室蘭本線の駅です。室蘭本線岩見沢駅が終点となっています。かつては幌内線が分岐していました。

札幌方面からの普通列車は大半が岩見沢で折り返しとなります。

 

Kitacaエリアの端の駅となっていて、交通系ICカードは江別・札幌方面のみで利用できます。今の所は日本最東端の交通系ICカードが利用できる鉄道駅となっています。

 

駅周辺は公園みたいになっているのですが、この辺り一帯は特別豪雪地帯に指定されていて、冬季に大雪が降ると写真みたいに駅周辺が雪で埋もれたりします。