東萩から下関までの、観光列車〇〇のはなしの指定席券です。読みは「まるまるのはなし」でよさそうです。
〇〇のはなしは、新下関~東萩間*1で運転している観光列車です。全車指定席となっています。
この列車が運転する沿線となる萩(はぎ)・長門(ながと)・下関(しものせき)のそれぞれ頭の一文字ずつをとって「はなし」としていて、そこに文化や歴史、海の幸や地酒、見て聞いて感じてみたい話が息づいている…ということから、色々な言葉が入る〇〇に「はなし」を組み合わせたような不思議な列車名となっています。
切符の列車名に〇〇なんて印字される列車は、日本のどこを探してもこの列車ぐらいしかないと思われます。
〇〇のはなしの前身となる列車として、2017年1月まで運転していたみすゞ潮彩という観光列車が走っていました。
車両は専用車両のキハ47形7000番台が使われています。
元々はみすゞ潮彩専用車として使われていた車両で、2号車はみすゞ潮彩時代の面影を残していますが、ほぼ一般車同然だった1号車は改造されて大きく雰囲気が変わっています。
○○のはなしの1号車の車内は和風。窓側にコンセントがあったりもする。
— プライド (@pride_787) July 28, 2018
天井には扇風機も健在している。 pic.twitter.com/qZYIycUJoZ
2号車が洋風とするならば、1号車は和風な客室となっています。
〇〇のはなしに初めて乗車するなら、1号車の方がいいかなと思ったものです。
途中で乗車記念証が配られましたが、列車名に〇〇と入っているためか記念証も丸いものになっていました。