宮交シティから博多バスターミナルまでの、福岡～延岡・宮崎線夜行便の確保券です。
SUNQパスの指定として取ったものです。
福岡～延岡・宮崎夜行便は、その名の通り福岡と延岡・宮崎を結ぶ夜行バスです。愛称は付けられていません。
一見すれば福岡～宮崎線 フェニックス号の夜行便のように思えますが、フェニックス号が九州自動車道・宮崎自動車道を経由するのに対して、福岡～延岡・宮崎夜行便は九州自動車道・大分自動車道・東九州自動車道を経由し、フェニックス号が経由しない延岡駅や佐土原駅にも立ち寄ります。
毎日運転ではなく、主に金曜日と土曜日だけの運行となっています。
運行経路が異なるためか、運賃もフェニックス号とは別の体系となっています。
窓口販売の「ごかせ号」「フェニックス号」往復券や回数券に限り、夜行差額券を購入することで乗車することもできます。
私は始発地の宮交シティから乗車しました。この日は宮崎交通の担当で、夜行仕様車の独立3列シート車が使われています。
SUNQパスの全九州版では普通に利用できますが、以前はSUNQパス利用であっても夜行差額券の購入が必要でした。
途中開放休憩のない桜島号夜行便と違って、こちらの夜行便では福岡行きの場合は東九州自動車道の川南PA（消灯前）と大分自動車道の井上PA（早朝）の二ヵ所で開放休憩が行われます。
なお、福岡～延岡・宮崎線の夜行便ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年3月21日から運休が続いていましたが、同年5月31日をもって運行を再開することなく終了する*1ことが発表されました。
同時に、福岡～鹿児島線「桜島号」の夜行便*2も2020年5月31日をもって運行を終了すると発表されています。
これにより、九州島内完結の夜行便は全廃となり、SUNQパスを使っての夜通し移動は不可能となります。
