GoToトラベル事業で配布されるGoToトラベル地域共通クーポンを使って購入することができる、GoToトラベル地域共通クーポン限定自由周遊きっぷです。
JR西日本管内の10のエリアで設定があり、そのうちの広島エリアのものとなります。
設定エリアは以下のようになっています。
購入条件として、GoToトラベル地域共通クーポンを1枚以上使う必要があります。使えるのは紙クーポンのみで、電子クーポンを使うことはできません。
また、地域共通クーポンとクレジットカードの併用はできないので、地域共通クーポンを使った後の残りの不足分は現金で支払う必要があります。
また、自由周遊きっぷのエリアが地域共通クーポンの利用可能エリアに含まれる場合のみに支払いに使うことができます。
広島エリアの場合は、広島県・山口県の両県が利用エリアに含まれる地域共通クーポンを使うことで購入することができます。
どこの都道府県で地域共通クーポンを貰えばどのエリアで利用できるかは、GoToトラベル事業の公式サイトに記載があります。
広島エリアの場合は、
- 広島県(利用エリア:島根県・鳥取県・岡山県・山口県・愛媛県)
- 山口県(利用エリア:島根県・広島県・福岡県・愛媛県・大分県)
- 島根県(利用エリア:鳥取県・広島県・山口県)
- 愛媛県(利用エリア:徳島県・香川県・高知県・広島県・山口県・大分県)
の各県で貰う地域共通クーポンを使っての購入ができます。
また、自由周遊きっぷは発売駅が限定されていて、広島エリアの場合は
の5駅で発売しています。岩国駅では購入することができません*1。
きっぷの案内書には「地域共通クーポンを利用して購入した人専用の商品」と書かれています。そのため、転売や譲渡はできないことが記載されています。
また、地域共通クーポンを使っての購入になるため他の切符とは扱いが異なり、利用日変更や払戻し、他商品への変更も一切できないという記載もあります。
広島エリアでは宮島フェリーも利用エリアに含まれるため、その旨の記載もあります。
広島エリアのフリーエリアは以下のようになっています。
- 山陽本線(福山~岩国間)
- 呉線(全線)
- JR西日本宮島フェリー(宮島口~宮島間)
広島エリアと言っても、可部線や芸備線はフリーエリアには含まれていません。
私は福岡から高速バス・広福ライナーで広島駅に到着後、駅近くのホテルにチェックインし、広島県の地域共通クーポンを貰ってすぐに自由周遊きっぷを購入しました。
1日目は広島駅から宮島までの往復に使い、2日目は呉線経由で忠海に向かって実費で大久野島に渡って三原経由で広島駅に戻ってくるルートで使っています。
広島エリアの販売額は2,000円となっていますが、地域共通クーポンを最低1枚は使う必要があるので実質支払うのは1,000円となります*3。
広島駅を起点にする場合、宮島まで往復*4するだけでも元が取れます。