浦上・長崎から佐賀までの、おためし!私たちも、かもめ。早特7です。
おためし!私たちも、かもめ。早特7という名前になっていますが、以前発売していたおためし!かもめネット早特7と全く効力が同じになっています。
おためし!かもめネット早特7では博多~長崎・浦上間の区間のみの設定でしたが、おためし!私たちも、(ryでは新たに佐賀~長崎・浦上間の区間も設定されています。
販売額は博多発着は3,200円、佐賀発着は3,000円となっています。
期間限定販売となっていて、一度延長されて2023年9月30日出発分まで発売するようです。
こちらは指定券部分です。
長崎から武雄温泉までは「かもめ92号」、武雄温泉から佐賀までは「リレーかもめ92号」をそれぞれ利用しています。
西九州新幹線の臨時便には80番台の号数が割り当てられますが、これは90番台が割り当てられています。
乗車した新幹線かもめ92号ですが、駅の発車表や車両の行先表示は「武雄温泉」行きとして表示していました*1。
駅や車内の自動放送でも武雄温泉行きと案内していましたが、通常のリレー特急を乗り継いだ行先だと「二日市」行きとして運転しているものです。
これは2023年5月5日から翌日6日にかけて行われた、鹿児島本線博多駅構内の線路切り替え工事に伴う列車ダイヤの変更によるもので、「かもめ62号・リレーかもめ62号博多行き」と「かもめ64号・リレーかもめ64号門司港行き」をそれぞれ全区間運休とした上で、同じ時間帯に臨時列車「かもめ92号・リレーかもめ92号」と「かもめ94号・リレーかもめ94号」を二日市行きとして運転したものです。
二日市行きというパーツは西九州新幹線の設備には搭載されていなかったようで、代わりに新幹線車両の本来の行先である「武雄温泉」行きで代用させたという感じでした。
「かもめ92号・リレーかもめ92号」と「かもめ94号・リレーかもめ94号」はそれぞれ博多まで行かないため、早特7の設定も佐賀発着のみ発売となっていました。
新幹線かもめ92号から特急リレーかもめ92号に乗り換える武雄温泉駅では、在来線の自動放送に元々「二日市」のパーツがあったためか、普通に「二日市行き」として案内していました。
特急リレーかもめ92号は787系で運転されていましたが、行先表示に「二日市」の設定がないためか、表示は「臨時」となっていました。
但し自動放送の方は対応していて、「リレーかもめ号、二日市行き」と案内していました。
これらの二日市行きリレーかもめ号は、「博多までは行かない」と案内されていたものの、途中の新鳥栖駅で九州新幹線に乗り換えることで博多駅までは行くことができました。92号だと終点の二日市駅まで乗車後、紫駅まで徒歩移動することで西鉄電車利用で福岡市まで行くことも可能でした*2。
その場合は、いずれも早特が使えないので、料金が割高にはなってしまうのですが…。