紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

GoToトラベル専用京急線1日フリー乗車券

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京浜急行が2020年10月10日から2021年2月1日にかけて発売していた、GoToトラベル専用京急線1日フリー乗車券です。

 

GoToトラベル事業の地域共通クーポンを使う場合に限って購入することができた、品川~泉岳寺間を除いた京急線全線が1日乗り放題になるものです。

販売額は1,000円となっていて、地域共通クーポンを使わないと購入できないため、実質無料で購入することができました。なお、地域共通クーポンは紙クーポンのみ利用可能で、電子クーポンは利用不可となっていました。

 

発売していた場所は品川駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅横浜駅の有人窓口となっていました。利用開始する駅は京急の駅であればどこでも大丈夫でした。

常備券なので自動改札には通らないため、利用の際は有人改札を通る必要がありました。

 

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購入に使った地域共通クーポン

地域共通クーポンに関しても条件があり、前述したように紙クーポンであるのはもちろん、利用エリアに「東京都」と「神奈川県」が含まれているものである必要がありました。そのため、東京都・神奈川県・千葉県・山梨県静岡県の各都県で発行されたものが利用できました。

 

私は飛行機で羽田空港に到着した後、川崎のホテルに一泊して地域共通クーポンを貰い、品川駅で引き換えました。

当時は東京都がGoToトラベルの対象外エリアとなっていたため、宿泊地を神奈川県川崎市にすることでそれを回避しています。

 

湘南ライナーで藤沢に移動してそこからさらに逗子へ移動し、逗子から川崎までの区間で乗車券代わりとして利用したのに留まっています。勿体ない使い方だと自覚はしていますが、翌日は早朝から北海道に飛ぶため、使わないよりはマシと割り切って購入して使った感はありました。

 

その後、年を跨ぐ前にGoToトラベルが休止してしまったため、この切符に関しても販売期間が終わる前に発売を終えてしまっています。

湘南ライナー1号 ライナー券

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品川駅を18時40分に発車する、湘南ライナー1号のライナー券です。

 

湘南ライナーは平日に東京・品川~小田原間で運転していた、主に通勤客向けの有料ライナー列車です。

乗車には列車が指定されたライナー券が必要となります。グリーン車に関しては首都圏を走る中距離普通列車グリーン車と同じく自由席となっていて、普通列車用グリーン券があれば乗車できました。

 

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上り湘南ライナーライナー券が85mm券で発券されるのに対し、下り湘南ライナーライナー券エドモンソンサイズでの発券となっていました。

書かれている内容は概ね同じですが、上りは券売機でも前日から事前購入ができるために乗車日が券面に大きな文字で書かれているのに対し、下りは券売機だと当日購入しか出来ないためにその記載が省略されています。

 

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ホーム上にあった湘南ライナー券販売用の券売機

下り湘南ライナーライナー券発売に関しては、列車の発車時刻30分前から改札内のホーム上に設置してあったライナー券専用の券売機で発売していました。

各ライナーの残席が表示されていて、残席が0だと購入ができません。

 

現在は湘南ライナーの運転終了に伴い、券売機は撤去されたそうです。

 

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湘南ライナー1号に充当されていた215系電車

私が乗車した湘南ライナー1号には、215系電車が充当されていました。

両側先頭車を除いた中間車両全部がダブルデッカーな10両編成の電車で、末期は「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」といった東海道本線の有料ライナー列車に充当されていました。

普通車の車内はボックスシートとなっていました。

 

その性質上、基本的に平日にしか営業運転を行わない車両でしたが、春から秋にかけての観光シーズンでは「ホリデー快速ビューやまなし」といった中央東線の臨時列車に使われていたこともありました。

 

2021年3月のダイヤ改正東海道本線のライナー列車は全てE257系の特急湘南に置き換わったために運用がなくなり、その後廃車されて形式としては消滅しています。

のぞみ79号 EXご利用票【EX早特】

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品川から博多までの、新幹線のぞみ79号利用のご利用票です。

EX-ICカードで自動改札機を通過した際に発行されたものとなります。EX早特でグリーン車を使っているため、券面には「早特」とグリーン車マークの印字があります。

 

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品川始発ののぞみ79号

乗車したのぞみ79号は、品川駅を6時丁度に発車する始発列車です。

2007年7月にN700系がのぞみ号として営業運転を始めたと同時に、品川始発ののぞみ99号として設定されたのが始まりとなっています。東京始発ののぞみ1号よりも先に名古屋や関西圏に到着することができるダイヤになっています。

 

2020年春のダイヤ改正で運転区間はそのままに号数が変更となり、99号から79号に改められました。

祝!高輪ゲートウェイ駅開業「都区内パス」

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高輪ゲートウェイ駅の開業を記念して、祝!高輪ゲートウェイ駅開業というメッセージが印字された都区内パスです。

 

東京23区内のJR東日本の各駅の指定席券売機みどりの窓口で購入した際に印字されていたようです。

2020年3月14日から同年5月6日の期間内に購入したものに対して券面にメッセージが印字されるということでしたが、緊急事態宣言の発令を受けて期間が2020年9月30日まで延長されていました。そのため、9月に東京に訪れた際に購入することができました。

 

効力そのものは通常の都区内パスと全く同じで、東京23区内にあるJR線が1日乗り降り自由となります。

券面のフリーエリアの地図に、通常であれば印字されない高輪ゲートウェイがあるのが特徴です。

 

なお、私はこの都区内パスを高輪ゲートウェイ→品川という初乗りのたった1駅間で使うという勿体ない使い方をしています。

高輪ゲートウェイ駅 普通入場券

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高輪ゲートウェイ駅の入場券です。

高輪ゲートウェイ駅には指定席券売機も設置されていますが、2020年9月時点では入場券の口座がなかったので、入場券は普通の券売機のエドモンソン券のものしか発券できません*1

 

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マルス券の乗車券だと、高輪ゲートウェイと、カタカナ文字部分だけが小さいフォントになっています。

開業してからしばらくは「無効 高輪ゲート」と書かれた無効印が使われていましたが、現在はイラスト入りのものに変わっています。

 

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高輪ゲートウェイ駅の駅名標

高輪ゲートウェイ駅は東京都港区にある駅です。2020年3月14日に開業した駅で、山手線の駅としては1971年に開業した西日暮里駅以来の新駅となります。

 

駅名は公募で決められましたが、正式に採用された駅名の「高輪ゲートウェイ」は130位の36件で、駅名に関しては反対意見が続出したそうです。駅周辺の再開発エリアの名称が「グローバルゲートウェイ品川」と名付けられているので、それの絡みもあったのかもしれません。

 

東海道本線の所属路線となっていますが、停車するのは山手線と京浜東北線の列車だけとなっています。

 

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高輪ゲートウェイ駅の駅舎

高輪ゲートウェイ駅は2020年の時点では暫定開業という位置づけとなっていて、2024年度に本開業する予定となっているようです。

駅の中では人工知能を活用した案内やロボットの実証実験が行われたり、無人コンビニエンスストアの開設が行われたり、QRコード対応の新型自動改札機の設置*2と、新技術の実験場みたいな感じもありました。

 

駅周辺は再開発工事が行われていて私が訪れた時点では国道15号第一京浜まで行かないと何もない状態でしたが、後に高輪築堤が発掘されて再開発計画を一部変更の上で一部が保存されることになったようです。

 

国道15号第一京浜の方まで出ると都営地下鉄浅草線京浜急行泉岳寺駅があり、乗り換えることもできます。

*1:高輪ゲートウェイ駅にはみどりの窓口は開業当初から設置されていない

*2:期間限定で現在は通常のものに置き換わっている

羽田空港第1・第2ターミナル駅 入場券

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羽田空港第1・第2ターミナル駅の入場券です。券売機で購入したエドモンソン券となっています。

駅名が長いため、二段表記で表示してあります。

 

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羽田空港第1・第2ターミナル駅駅名標

元々は1998年に京急空港線の延伸工事が完成した際に、羽田空港駅として開業したのが始まりです。それ以前は現在の天空橋駅が「羽田駅」と名乗っていました。

2010年に羽田空港のD滑走路が供用開始されたと同時に羽田空港国際線ターミナルビルが開業し、そこに羽田空港国際線ターミナル駅が開業すると、従来の国内線ターミナルにあった羽田空港駅は「羽田空港国内線ターミナル駅」に改称しています。

 

2020年に羽田空港の旅客ターミナルビルの名称が変更されると、駅名が現在の羽田空港第1・第2ターミナル駅という長ったらしいものに変わっています。

 

なお、羽田空港と浜松町を結ぶ東京モノレールにも駅がありますが、あちらはターミナルごとに最初から駅が分かれていて、羽田空港第1ターミナル駅羽田空港第2ターミナル駅があります。

JAL522便 搭乗控え

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札幌新千歳から東京羽田までの、日本航空・JAL522便の搭乗控えです。

JMBカードでJALタッチ&ゴーサービスを使った際に、保安検査場にて発行されたものです。

 

この時はマイルを使った特典航空券で搭乗しています。

本来であれば福岡で直行で帰る予定だったのが、北海道での滞在時間を伸ばせそうだったので行先を羽田に変更し、翌日の朝一の新幹線で九州に帰ることにしました。

 

コロナの影響で前後の飛行機が減便による欠航となってたためか、この便に乗客が集中していた感はありました。

当然ながら、クラスJへのアップグレードはできませんでした。

東室蘭駅 北の40記念入場券

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東室蘭駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

東室蘭駅のものには、苫小牧運転所のキハ40形1700番台が描かれています。

H100形の投入により、室蘭本線の大半の普通列車が置き換えられたため、現在は数を減らしているそうです。

 

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むかわ竜PRラッピング車となったキハ40形1706

2021年10月2日からは、キハ40形の1706がカムイサウルス(むかわ竜)復興トレインとなり、主に日高本線の苫小牧~鵡川間で運転されています。

伊達紋別駅 北の大地の入場券

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伊達紋別駅の北の大地の入場券です。

 

入場券は駅のみどりの窓口にて発売しています。夜間帯は営業していないので注意が必要です。

 

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伊達紋別駅の駅名標

伊達紋別駅は伊達市にある室蘭本線の駅で、同市の代表駅となっています。

1940年から1986年の間はこの駅から倶知安までを結ぶ胆振線が分岐していました。

 

駅名にも使われている「伊達」は仙台藩主の伊達氏の分家が北海道に移住し、現在の伊達市を開拓したことから由来しているようです。「紋別」は伊達氏が来る前の地名で、当時とは字が異なっています。

これら「伊達」と「紋別」を併せて駅名の伊達紋別となったようです。

豊浦駅 北の大地の入場券

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豊浦駅の北の大地の入場券です。

 

入場券は豊浦駅のきっぷ売り場か、豊浦駅から少し離れた所にある天然豊浦温泉しおさい」にて発売しています。

前者は15時台までの営業でかつ、土日祝日と年末年始が休業日となっています。

後者は駅のきっぷ売り場よりも営業時間が長いものの、休業日が特に定まっていないので訪問したら休業日だったという可能性があります。

 

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豊浦駅の駅名標

豊浦駅は虻田郡豊浦町にある駅で、同町の代表駅となっています。

最初は弁辺*1駅として開業し、1935年に豊浦に改称されています。

 

長万部東室蘭間の普通列車のうち、約半数が豊浦駅で東室蘭方面へと折り返していきます。

私が訪れた際も豊浦で折り返す列車で来ましたが、その前に洞爺まで乗車した特急北斗の車両トラブルの影響で遅延したため、わずかな折り返し時間を使って入場券を購入しています。

*1:読みは「べんべ」

洞爺駅 北の大地の入場券

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洞爺駅の北の大地の入場券です。

 

入場券は駅のみどりの窓口にて発売しています。

営業時間が夕方までとなっている点には注意が必要です。

 

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洞爺駅の駅舎。駅舎の前には洞爺湖サミットの記念碑がある

洞爺駅は虻田郡洞爺湖町にある駅で、同町の代表駅となっています。

開業当初は虻田駅と名乗っていましたが、1962年に現在の洞爺駅へと改称しています。

 

駅前からは洞爺湖温泉方面に向かうバスが発着しています。また、2008年7月に第34回主要国首脳会議(通称「洞爺湖サミット」)が開催されたのを記念した記念碑が駅舎の前に設置してあります。

 

定期列車は特急北斗2号以外全列車停車となっています。

(室)追分駅 北の40記念入場券

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追分駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

追分駅の分には、苗穂運転所のキハ40形マヤ専用車が描かれています。

マヤは軌道検測用の事業用客車のことで、北海道ではマヤ34形→マヤ35形が使われています。

マヤには動力がなく単独では自走できないので、検測するためには機関車か気動車で牽引する必要があります。苗穂運転所に所属する301と304がマヤ牽引専用車として使われているようで、301と304の間にマヤを挟む形で連結してプッシュブル運転を行うんだそうです。

(室)追分駅 北の大地の入場券

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追分駅の北の大地の入場券です。

秋田県にある奥羽本線男鹿線の追分駅と区別するため、頭に室蘭本瀬を示す(室)が付けられています。

 

入場券は駅のみどりの窓口にて発売しています。

窓口は朝から夕方まで営業していますが、日曜・祝日は休業日となって購入できないので平日か土曜日に訪れる必要があります。

追分駅には石勝線と室蘭本線の列車でも訪れることができますが、いずれも普通列車の本数が少なくなっています。他は特急とかち号全列車と特急おおおら号の一部列車が停車します。

 

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石勝線と室蘭本線が乗り入れる追分駅の駅舎

北海道にある追分駅は、勇払郡安平町にある駅となっています。

 

1892年に鉄道が開通した際に、鉄道の分岐点ということで「追分」の名が付いたんだそうです。

かつては石炭貨物列車が多数往来して栄えた駅で、その名残として構内は広々としています。

 

余談ですが、追分の名前の駅は日本国内だけでも4駅あります。そのうち2駅がJRの駅となっていて、切符だと前述したように駅名の頭に(室)や(奥)を付けて区別しています。

新夕張駅 北の大地の入場券

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新夕張駅の北の大地の入場券です。

 

北の大地の入場券は石勝線夕張支線が廃線になった後に発売を始めているため、裏面の地図には夕張支線こそ描かれていませんがそれらしい線が描かれています。

発売箇所は新夕張駅のみどりの窓口となっています。窓口営業時間が15時30分までと比較的短く、かつ日曜・祝日が休業日となっているので平日か土曜日に訪れる必要があります。

 

列車で訪問するにしても申し訳程度で運転している普通列車の他には特急しかありません。

とはいえ、現在は特急とかち号全列車と特急おおぞら号の大半が新夕張駅に停車するようになっているので、以前よりはマシなのでしょうか。

 

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新夕張駅の駅舎

新夕張駅は夕張市にある駅で、元々は追分~夕張間が開業した際に紅葉山駅として設けられました。

石勝線が開業すると同時に、駅名が現在の新夕張駅へと変わっています。

2019年には石勝線夕張支線の新夕張~夕張間が廃止されています。

 

石勝線の新夕張新得間には普通列車が全く運転されていないため、同区間の相互間の乗車に限って特急列車の自由席に乗車券だけで乗車することができる特例があります。

 

駅前には道の駅夕張メロードがあります。私が行った時は閉館日でしたが…。

苫小牧駅 北の40記念入場券

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苫小牧駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

苫小牧駅のものには、苫小牧運転所のキハ40形「道央 花の恵み」が描かれています。

北海道の恵みシリーズとして沿線の活性化のためにキハ40形を改造した車両で、2018年に道北→道東→道南→道央の順で4番目にデビューした車両となっています。

定期列車の他にも臨時列車で使われることがあり、宗谷本線で運転された「風っこそうや」にも充当されたことがあります。

 

現在はH100形の投入によって定期列車での運用区間が減っていると思われます。