九州で最初に鉄道が開業してから125周年を記念して発売された、記念乗車券です。
2014年12月11日に、博多・南福岡・二日市・鳥栖の各駅で販売されました。
仕事の早出があるくせに、寒い中を早朝から鳥栖駅に買いに行ったのを覚えています。
1889年(明治22年)に、九州鉄道が博多駅〜千歳川仮停車場間を開業したのが九州における鉄道史の始まりとなっています。
その後、他の路線が徐々に開業していき、途中で路線の廃止・第三セクターへの移管もありながら、今の路線図に至っています。
硬券の乗車券5枚がセットになったもので、路線図が描かれた地図式のものになっています。
博多から280円区間、二日市から230円区間、原田から210円区間、田代から160円区間、鳥栖から370円区間の5枚です。
地図式の乗車券は昭和の時代に使われていたそうですが、今となっては見る機会は殆どないと思います。
硬券の裏面に、注意書きが書かれています。
私のは鳥栖駅で買った分なので、「鳥栖駅発行」となっています。この部分は買った駅によって違うんだと思います。