紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

かもめ101号 九州ネットきっぷ

 

小倉から佐賀までの、特急かもめ101号の九州ネットきっぷB券です。

 

末期の特急かもめ101号は、門司港から佐賀までを運転する列車として運転していました。

元々は博多から佐賀までの区間で運転していたのですが、2020年のダイヤ改正特急きらめき5号を統合する形で運転区間門司港から佐賀までに延長しています。

これにより、博多駅を種別変更せずに跨いで運転する特急列車が2011年以降9年ぶりに復活しています*1

 

787系が充当されていた特急かもめ101号

2021年改正以降は787系が使われていました。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

2020年度の運転では783系が充当されていましたが、1年で車種が変更されています。

 

2022年の西九州新幹線開業に伴いダイヤ改正では、概ね同じ時刻で特急かささぎ101号が運転されることになり、運転区間門司港肥前鹿島行きに延長されています。

かささぎ101号の1本後には門司港発武雄温泉行きの特急リレーかもめ9号が設定されており、博多駅を種別変更せずに跨ぐ特急列車が増えています。

 

 

余談ですが、小倉~佐賀間の九州ネットきっぷは一時期販売額の設定をミスったまま販売されていたことがありました。

直通列車を利用する場合と、博多駅で乗り換える場合の販売額が異なっていたというものです。直通列車利用時の九州ネットきっぷの販売額が高く設定されていて、本来であれば同額が正しいとのことです。

この時利用した九州ネットきっぷも直通列車利用時の販売額が誤って高く設定されていた時のもので、予約時に「なんか高くね?」と薄々おかしいと思いながらも予約・発券をして、利用して忘れたころにJR九州から電話がかかってきて販売額が誤りだったと知らされたわけです。余剰額は返金されたらしいですが・・・。

販売額の設定ミスが発覚してしばらくの間、小倉~佐賀間の九州ネットきっぷが販売見合わせになるという珍事が発生しています。今は解消されたようですが。

*1:2011年改正以前は特急有明が主に小倉~光の森間で運転していた