紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

東予→大阪(デラックスシングル) 四国開発フェリー乗船券

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東予から大阪までの、四国開発フェリーの乗船券です。

一般的に四国オレンジフェリーと呼ばれているので、そちらの方が知名度が高いかもしれません。

 

この乗船券は東予~大阪航路のものです。

2018年に新造船「おれんじえひめ」と「おれんじおおさか」を投入してからは全ての客室が全室個室となっています。

この時の乗船ではデラックスシングル個室を利用しています。

 

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おれんじおおさかのデラックスシングル個室

デラックスシングル個室は4階の窓側に配置された1人用個室です。

ベッドの他に、テレビや洗面台、クローゼットが設置されています。ビジネスホテルのシングルルームのような個室となっています。

窓側に配置されているので、航行中でも基本的には電波を拾っていました。

 

東予~大阪航路は出港22時到着が翌朝6時の所要時間が8時間と、船内設備の割には短めとなっています。

乗船自体は出港の2時間前となる20時から、到着後の船内休憩は東予港では7時まで、大阪南港では8時までできるので、東予→大阪の向きに限れば最大12時間船内に滞在することができます。

 

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乗船した おれんじおおさか。別日に大阪南港で船上から撮影

オレンジフェリーの東予~大阪航路では、「おれんじえひめ」と「おれんじおおさか」の2隻が交互に運行していますが、この時は「おれんじおおさか」に乗船しました。

壬生川駅から連絡バスで港まで着き、大阪南港到着後はこの後の旅程のために船内休憩を行わなかったため、船内に滞在できたのは8時間ちょっとという、デラックスシングル個室を使った割にはちともったいないことをしたと思っています。

 

東予港までは連絡バスが出ていて、今治壬生川駅伊予西条駅・新居浜駅方面発着に関しては無料で乗車することができます。

大阪側は大阪南港発着で、名門大洋フェリーと同じターミナルになります。駅近くに大阪メトロ・ニュートラムフェリーターミナル駅があります。

いしづち102号 おトクに四国チケットレス

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松山から壬生川*1までの、特急いしづち102号利用のおトクに四国チケットレスです。

 

e5489のチケットレスの例に漏れず、チケットレスを発券して使うことができます。チケットレスとは?

チケットレスの提示用画面を出すのが思いのほか面倒に感じたので、普通の紙の乗車券と併用する場合は発券してしまったほうが楽だなと思ったものです。

 

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8000系電車充当の特急いしづち102号

乗車した特急いしづち102号には、8000系電車の3両編成(6号車から8号車)が充当されていました。

 

特急いしづち号は、主に高松~松山間を運転する列車です。殆どの列車が岡山発着の特急しおかぜ号と松山~多度津・宇多津間で併結運転を行っていて、しおかぜ併結のいしづち号は号数をしおかぜ号に合わせています。

一方で単独運転となるいしづち号は100番台の号数を名乗っています。

*1:読みは「にゅうがわ」

おトクに四国チケットレス

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八幡浜から松山までの、特急宇和海22号のおトクに四国チケットレスの提示用画面です。

 

おトクに四国チケットレスは、JR四国チケットレスサービスを開始するにあたって期間限定で行われた割引キャンペーンみたいなものです。2021年3月13日から同年6月30日まで設定されていました。

e5489から予約を入れて、特急券を受け取ることなく特急指定席に乗車できるというものです。

 

高松・松山・徳島・高知の各駅を基点にして26~50kmまでと、51~100kmまでの距離にある特急停車駅までの区間で設定されていましたが、全ての駅に設定されていたわけではなかったようです。

26~50kmまでの区間は450円、51~100kmまでの区間は900円に設定されていました。同じ距離の自由席特急券よりも安い価格設定になっていました。

 

チケットレスながら制約があり、予約後の変更が一切できませんでした。

 

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アンパンマン列車の2000系気動車が充当された特急宇和海22号

この時は本来乗る予定だった伊予灘ものがたり道後編が愛媛県内に出されていたまん延防止等措置で運休になったため、松山までの足として代わりに急遽取ったものです。

 

特に狙ってはいませんでしたが、乗車した特急宇和海22号にはアンパンマン列車の2000系気動車が充当されていました。

 

八幡浜駅では乗車券とおトクに四国チケットレスの提示用画面を改札で見せることで通過できました。

松山駅でも同じく改札で提示用画面を見せてから通過する形となりました。

 

 

チケットレス使用後に松山駅指定席券売機を操作してみたのですが、

 

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使用後に何故か受け取れた宇和海22号のおトクに四国チケットレス

予約一覧の中に使用済みの宇和海22号のおトクに四国チケットレスがあり、発券ボタンを押したら何故か発券できました。

発車時刻をとっくに過ぎてて、かつ指定列車以外乗車不可なので、発券してもただの紙切れでしかないのですが。

伊予灘ものがたり道後編 普通列車用グリーン券

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八幡浜から松山までの、伊予灘ものがたり道後編のグリーン券です。

 

伊予灘ものがたりは、松山~伊予大洲八幡浜間を予讃線の愛称「愛ある伊予灘線」周りで運転する四国初の本格的な観光列車です。

列車では殆ど使われているであろう列車名〇〇号という便名表記ではなく、列車名〇〇編という表記が使われています。

全部入れると券面に入りきれないので、マルス券では伊予灘〇〇編で印字されます。

 

伊予灘ものがたりの4便は以下の区間で運転されます。

  1. 松山→伊予大洲 大洲編
  2. 伊予大洲→松山 双海編
  3. 松山→八幡浜 八幡浜
  4. 八幡浜→松山 道後編

八幡浜発着では伊予大洲駅でも乗降ができます。但し、車内での食事予約をしている場合は全区間で乗車する必要があります。

 

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伊予灘ものがたりの初代車両。別日に松山駅で撮影

伊予灘ものがたりの当時の車両は、キハ47形を改造した専用車両が使われていました。

2両編成で2両ともグリーン車指定席となっています。種別こそ普通列車として運転していましたが、グリーン車指定席なので青春18きっぷと併用して乗車はできませんでした。

2021年12月の運転を以て初代の車両での運転を終え、2022年4月からは新たに2代目となるキハ185系を改造した3両編成の専用車両にて特急列車として運転されています。

 

 

この時は道後編に乗る・・・つもりでした。

 

 

実際は愛媛県内でのまん延防止等重点措置*1が発令されていたため、2021年のゴールデンウィーク期間中の伊予灘ものがたりは全列車運休になっていました。

 

JR九州の駅でクレジットカードで決済して発券していたためにJR四国八幡浜駅では払戻しができず、払戻し申し出の記載を券面に書いた上で後日JR九州の駅で無手数料で払戻しという形が採られました。

実際は払い戻さずに手元に残したままにしていますが。

 

東予から大阪南港までのフェリーを予約していたので、八幡浜に着いた時点で九州に引き返すこともできず、代わりにチケットレス特急券で特急宇和海を予約して内子線経由で松山へ向かいました。

とはいえ、このままでは終われなかったので後日再度愛媛県に訪れて伊予灘ものがたり乗車を行いました。これに関してはいつか記事にします。

*1:新型コロナが原因。おのれコロナ

八幡浜→新居浜 乗車券

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八幡浜から新居浜までの乗車券です。

営業キロが101kmを越えているので、途中下車ができるようになっています。

 

パッと見で特にこれといった特徴のない乗車券ですが、伊予灘ものがたりに乗車するために用意したものです*1

伊予灘ものがたりの走行経路は予讃線の海周りの「愛ある伊予灘線」という愛称の付けられた方を通りますが、伊予大洲向井原間を通過利用する場合は距離の短い新線の内子線周りで運賃が計算されるようです。

*1:実際はまん延防止等措置で運休になってて乗れず仕舞い

臼杵→八幡浜 九四オレンジフェリー乗船券

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臼杵から八幡浜までの、九四オレンジフェリーの乗船券です。

11時35分発の203便に乗船したときのものです。

 

事前にネットで予約して、乗船券は当日に港で受け取っています。

予約なしでも乗船自体は可能ですが、事前予約を推奨されています。

 

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臼杵から八幡浜まで乗船した、おれんじ四国

九四オレンジフェリーでは、「おれんじ四国」と「おれんじ九州」の2隻が就航しています。

この時に乗船したのは「おれんじ四国」のほうでした。2等には椅子席やカーペット区画があります。2等運賃に加えて別途料金を払うことで1等室や特等室の利用もできるようです。

 

九州側の日豊本線臼杵駅からは港まで徒歩約15分、四国側の予讃線八幡浜駅から港まで徒歩約25分となっています。目的地にもよりますが、鉄道で瀬戸大橋まで回るよりは早くなる場合が多いです。

 

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臼杵八幡浜間の航路には、九四オレンジフェリーの他にも宇和島運輸フェリーが就航しています。どちらも所要時間は2時間20分ぐらいになっています。

時刻表を見比べた限りだと出港時刻が重複する便はないので、往復割引の有無や利用時間帯によってどちらかを選べばいいかと思います。

比布駅 北の大地の入場券

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比布駅の北の大地の入場券です。

 

比布駅の分は、比布駅の中で営業しているピピカフェ比布駅にて発売しています。毎週火曜日と年末年始が定休日となっています。

 

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イルミネーションが施された比布駅

比布駅は上川郡比布町にある宗谷本線の駅で、同町の中心駅となっています。

快速なよろ号の停車駅となっています。また、臨時で運転される急行列車が停車する場合もあります。

 

駅名の読みは「ぴっぷ」となっていて、JRの駅では唯一半濁音で始まる駅名となっています。

 

現在の比布駅の駅舎は2016年から使われていて、駅の中にはカフェ「ピピカフェ比布駅」があります。

2015年までは旧駅舎が建っていて、開業当初の1898年から約117年ぐらい増改築を何度か行って使われていたんだそうです。

博多→直方 B特定特急券

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博多から直方までの特定特急券です。

博多駅のホーム上にある食券型の特急券券売機で購入したものです。

 

ホーム上にある現金専用の食券型券売機で自由席特急券を購入すると、このようにエドモンソン券サイズで発券されました。

 

直方までの口座は、特急かいおう号の自由席を利用する客向けに設定されていました。

博多から見れば、隣の吉塚駅が25kmまでの自由席特急料金が適用されていますが、それ以降の停車駅となる桂川・飯塚・新飯塚・直方の各駅までは410円の特定特急料金が適用されます。そのため、口座では最遠となる直方のものだけが設定されていました。

 

なお、2022年4月からのJR九州の在来線特急料金の値上げにより、特急かいおう号の自由席特急料金は区間を問わずに500円均一となっています。

永山駅 北の大地の入場券

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永山駅の北の大地の入場券です。

 

永山駅の分は駅のみどりの窓口にて発売しています。

窓口営業時間が18時台までなので、その点は訪問する際に注意が必要となります。

 

裏面の地図は旭川市の東部と当麻町が描かれています。

 

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永山駅の駅舎

永山駅は旭川市にある宗谷本線の駅です。普通列車と快速なよろ号が停車します。

 

宗谷本線は永山駅を境に閉塞*1が変わるため、下り列車に関しては全ての列車が客扱いの有無にかかわらず2番線に停車します。特急宗谷・特急サロベツの下り列車に関しても、永山駅では閉塞切り替えのために運転停車を行います。

逆に上り列車は停車する必要がないようで、通過列車は1番線を通過していきます。

運転取扱の関係で、永山駅には終日社員が配置されています。

 

永山駅の周辺は住宅街になっています。旭川から永山までの区間列車も設定されていて、この区間は概ね1時間に1本は列車が運転されています。

*1:鉄道における信号保安システムのこと

B&Sみやざき2枚きっぷ(常備券)

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博多~人吉IC間のB&Sみやざき2枚きっぷです。常備券タイプとなっています。

 

B&Sみやざき2枚きっぷは、九州新幹線と高速バス「B&Sみやざき号」を乗り継ぐ経路の区間で設定されていた2枚綴りの回数券です。

2011年の九州新幹線全線開業と同時にB&Sみやざき号が運転を始めた頃から設定がありましたが、2022年3月31日をもって発売を終了しています。

 

博多と人吉IC、えびのIC、小林IC、都城北、宮交シティ宮崎駅の各区間で設定がありました。当初は福岡側が特定都区市内適用の福岡市内となっていましたが、途中から博多の単駅に変更されました。

 

B&Sみやざき号にはインターネット列車予約を使うことで、片道単位で割引が適用されるB&Sみやざきネットきっぷ等が買える上に価格も基本的にそちらが安く設定してあるため、永らく2枚きっぷの方は使う機会がありませんでした。

2022年3月末に2枚きっぷの発売を終了するため、ようやく使ったという形です。

 

JRの駅ではマルス券で発券されますが、人吉・宮崎県側のバス事業者側で購入すると常備券タイプの2枚きっぷで発券されていました。バス事業者にマルス端末の類が設置されていないのでこうなってたんだそうです。

私は人吉の産交バスの人吉営業所で購入しました。購入に際して事前予約等は必要なかったですが、購入と同時に片道分のバスを指定する必要があったと記憶しています。

 

わざわざ人吉まで買いに行った2枚きっぷの常備券ですが、2片とも実利用しています。いずれも人吉ICから新鳥栖までの利用となっています。

博多まで使わなかったのは、新幹線の博多駅JR西日本の管轄で常備券の類は回収される可能性があったためです。また、人吉行きで利用しなかったのは、下り便だとバスに乗車した時点で回収されてしまうからです。

 

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JR九州バス担当のB&Sみやざき号

1枚目はJR九州バス担当便に乗車しました。

九州新幹線を走る800系新幹線に似せたカラーリングのエアロエースが使われています。2011年の運転開始から使われているカラーリングですが、車両のエアロエースはちゃっかりと世代交代が行われていました。

 

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宮崎交通担当のB&Sみやざき号

2枚目は宮崎交通担当便に乗車しました。宮崎交通は2往復だけ担当しています。

 

 

B&Sみやざき2枚きっぷは2022年3月31日をもって販売を終了していて、代替としてB&Sみやざきネットきっぷを利用する形となります。B&Sみやざきネットきっぷは現状チケットレスでの利用ができず、必ず事前の受け取りが必要となります。

新幹線の駅にある指定席券売機で受け取りができる博多側や宮崎駅は特に問題ないとして、人吉ICは人吉駅みどりの窓口での受け取り、宮交シティ南宮崎駅のみどりの窓口での受け取り、都城北は都城駅みどりの窓口で受け取りが可能なので手間がかかりますが一応利用はできると思います。

問題がえびのIC小林ICから利用する場合で、沿線となる吉都線えびの駅や小林駅にはみどりの窓口が設置されておらず、指定席券売機の類もないのでそもそも受け取りができません。

ここまでくると、チケットレスで乗車できるフェニックス号を使ったほうが楽だし手間もかからないのかなと思ってしまいます。ネット〇〇を名乗るんだったらせめてバス部分ぐらいはチケットレスで乗車できるようにしろよとは思いますが。

旭川駅 北の40記念入場券

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旭川駅で発売していた、北の40記念入場券です。

 

旭川駅のものには、旭川運転所のキハ40形1791「紫水号」が描かれています。

2018年に登場した「北海道の恵み」シリーズに続く、2019年に登場した「山紫水明」シリーズの「紫水号」としてデビューしています。

 

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キハ40形1791の「紫水号」。比布駅にて

宗谷本線の普通列車でたまたま紫水号に乗車していました。

車内は座席配置そのままにボックスシートの座席に木材が使われたものに変わってたり、定期列車でもイベント列車でも使えるようにしてありました。

旭川駅 北の大地の入場券

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旭川駅北の大地の入場券です。

 

旭川駅の分は駅のみどりの窓口にて発売しています。特に苦労せずに購入できると思います。

 

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旭川駅の駅舎。隣接してイオンモールがある

旭川駅旭川市にある函館本線・宗谷本線・富良野線の駅です。旭川市の代表駅となっています。

函館本線の終点駅で、宗谷本線と富良野線の起点駅となっています。

 

現在の高架駅舎は2010年から使われ始めたものです。2015年に駅に隣接してイオンモールが開業し、外に出ずに直接行き来できるようになりました。

改札口には自動改札機が設置されていて、自動改札機が設置されている駅としては日本最北端にあたります。

新鳥栖駅の特別下車印字

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博多から肥前麓までの乗車券です。

 

博多から新鳥栖までは九州新幹線新鳥栖から肥前麓までは長崎本線を使う経路になっています。

新鳥栖駅で新幹線の改札機を通過した際に、特別下車の文字が券面に印字されています。

 

営業キロが100kmない区間なので下車前途無効の乗車券となっていますが、新鳥栖駅は構造上新幹線を使って在来線に乗り換える場合は一旦改札の外に出る必要があります。

 

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開業時からの白い新幹線自動改札機。新八代駅にて

九州新幹線開業時から2022年1月頃まであった白い新幹線自動改札機の場合だと、改札機通過時に新鳥栖 出場の文字が印字されて手元に戻ってきていました。

 

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九州新幹線に導入されたEXサービス対応の自動改札機。新鳥栖駅にて

2021年頃から九州新幹線各駅の自動改札機の更新が始まり、東海道・山陽新幹線の各駅で使われているものと同型のものに置き換わっています。

2022年6月にEXサービスが九州新幹線にも拡大するため、それに対応したものとなっています。

 

 

この置き換えられた自動改札機に、博多から肥前麓までの乗車券を新幹線特急券と一緒に突っ込んだらどうなったかといえば、新鳥栖 特別下車の文字が印字されました。

下車前途無効の乗車券で、新鳥栖駅の構造上乗り換えのために改札の外に出ざるを得ない状況なのでこうなったんだと思います。

 

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既存の東海道・山陽新幹線だと、神戸市内着の乗車券で新神戸駅の黄色の乗り換え専用自動改札機を通った際の特別下車印字がそれなりに有名だと思います。

 

なお、新幹線と在来瀬の乗り換えのために一旦改札の外に出ないといけない駅は九州新幹線内では新鳥栖駅の他にも筑後船小屋駅新八代駅が該当します。筑後船小屋新八代でも下車前途無効の乗車券で在来線に乗り換える場合、特別下車の印字がされるんだと思います。

上川駅 北の大地の入場券

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上川駅の北の大地の入場券です。

 

上川駅の分は駅のみどりの窓口にて発売しています。

営業時間が夕方までなので、その点には注意する必要があります。

 

裏面の地図が隣町の遠軽町にまで跨っているので、横長のものになっています。

 

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上川駅の駅舎

上川駅は上川郡上川町にある石北本線の駅で、同町の代表駅となっています。

特急を含めたすべての旅客列車が停車します。

 

2008年頃に駅舎が改修されて現在の姿になっています。

層雲峡温泉の玄関口となる駅でもあり、駅舎内にも層雲峡温泉の宣伝パネルがありました。駅に隣接してバスターミナルがあり、バスに乗り換えることで層雲峡温泉に向かうことができるようになっています。

36ぷらす3(緑の路) 乗車券・特急券・グリーン券【JR九州株主優待割】

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宮崎空港から別府までの、特急36ぷらす3の乗車券・特急券・グリーン券の一葉券です。

JR九州の鉄道株主優待券を使って購入しているため、運賃・特急料金・グリーン料金がそれぞれ5割引になっています。

 

特急36ぷらす3の土曜日は、宮崎空港から別府までの区間を運転する緑の路コースとして運転されます。現行の特急にちりん号*1とほぼ同じルートを走行します。

途中停車駅は宮崎・大分となっていて、他におもてなし停車駅として延岡駅宗太郎駅重岡駅にも停車して車外に出ることができます。

 

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記念乗車証を兼ねた冊子は、宮崎駅発車後に配布されました。

3号車ビュッフェにあるスタンプと、おもてなし停車駅の延岡駅宗太郎駅または重岡駅*2でスタンプを押すことができます。

 

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重岡駅に停車する、特急36ぷらす3

緑の路コースは始発駅が宮崎空港駅なので、飛行機で宮崎空港に到着してそのまま乗車することができるようになっています。5コース中で飛行機から直接乗り換えることができるのは緑の路コースだけです。

昼間の時間帯に普通列車が停車しない秘境駅扱いの宗太郎駅重岡駅に降り立つことが可能になっていて、秘境駅目的で乗車している客もそれなりにいそうです。

 

私が乗車した日はあいにくの雨でしたが、雨の宗太郎駅を生で見る機会もそうそうないなと思ったものです。ただあの駅は屋根の類がないので、雨の日の散策には折り畳み傘が必須となりますが。

*1:運転区間:大分~南宮崎宮崎空港

*2:雨天時はビュッフェにスタンプが設置される