JR北海道線とJR東日本線の普通列車が乗り放題となる、北海道&東日本パスです。「北東パス」と略して呼ばれる場合もあります。
エリア限定版の青春18きっぷのようにも思えますが、期間や効力が異なっています。
- フリーエリア:JR全線
- 利用期間内のうち任意の5回利用可能(連続でなくてよい)
- 複数人利用可能
- 特例区間を除いて特急利用不可
- 一部の通過利用可能区間を除いて第三セクター鉄道利用不可
- 販売額:12,050円
- フリーエリア:JR北海道線・JR東日本線全線
- 利用期間内のうち連続する7日間
- 複数人利用不可
- 石勝線新夕張~新得間と、特定特急券の購入で北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)の利用が可能
- IGRいわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・北越急行線に乗車可能
- 販売額:11,330円
微妙に効力が違うので、どこで利用するかによって使い勝手が変わってくると思います。
ただ、単独利用で北海道や東日本エリアに利用を限定するのであれば北東パスの方が使い勝手がいいのかなと思います。
かつては急行券の追加で急行列車にも乗車できました。自由席のみならず指定席や寝台まで利用できたそうです。
券面に新幹線の自動改札を通過した際の印字があるように、途中で北海道新幹線を利用しています。
青春18きっぷでも北海道新幹線オプション券と併用することで奥津軽いまべつ~木古内間の利用が可能ですが、その前後区間となる津軽線や道南いさりび鉄道線の接続がないようなものなので、青函間移動における使い勝手は北東パスに比べると大きく劣ります。
その他、北東パスでは併用することで北海道新幹線とJR北海道線内の特急自由席が1日乗り降りできるようになる「北海道特急オプション券」なるものもあり、それを使うと北海道内での移動が格段に楽になるのですが、年末年始が利用期間外というのもあってこの時は利用できませんでした。
この時は北の大地の入場券収集のために、主に道内の普通列車で移動をしました。
普通列車の他、根室本線の列車代行バス(東鹿越~新得間)や日高本線の列車代行バス(鵡川~静内~様似間)*1にも乗車できました。