紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

上野モノレールの乗車券

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上野動物園東園から上野動物園西園までの乗車券と、

 

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上野動物園西園から上野動物園東園までの乗車券です。

 

これらの乗車券は、上野動物園内にある東京都交通局上野懸垂線のものです。「上野モノレール」や「上野動物園モノレール」とも呼ばれていたそうです。

乗車券の券面には「東京都懸垂電車」と書かれています。

 

上野動物園内にあると書きましたが、完全に園内で完結しているわけではなく、途中で公道*1を跨っているので遊具扱いではなく鉄道事業法に基づく交通機関となっています。

なお、上野懸垂線は2019年10月末をもって車両の老朽化を理由として運行を休止しています。運行再開されるかは不明となっています。

 

乗車券そのものは感熱印字の非磁気券となっています。

乗車時に回収されます。前述したように、休止が予告されていたので記念として手元に残すべく使わないのを前提に子供用のものを記念に購入しています。

 

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上野懸垂線で使われていた東京都交通局40形

上野動物園でパンダを見るついでに、実際に上野懸垂線に往復乗車してみました。駅を発車する際に、JR東日本の特急列車に搭載されているミュージックホーンを鳴らしていました。

とはいえ路線の長さがたった300メートル程*2しかないので1分半ぐらいで走破してしまいます。

 

現在は休止になっているので乗車できませんが、代替として東園と西園の間を結ぶバスが運行されているそうです。

なお、東園と西園を結ぶ公道を跨ぐ歩道橋があるので徒歩での移動も可能です。

*1:動物園通り

*2:そのため、上野懸垂線は日本国内では最短のモノレール路線となっている

SFJ40便 搭乗券

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福岡から東京・羽田までの、スターフライヤー・SFJ40便の搭乗券です。

 

この時はじゃらんANA往復航空券とホテルがセットになったパックを使っています。

飛行機はANA利用となっていますが、東京羽田~福岡線ではスターフライヤーの便を使うこともできました。

ただ、時期が世間夏休み真っただ中な期間だったので少し高くつきました。

 

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福岡発のスターフライヤー始発のSFJ40便

スターフライヤーの飛行機は、黒塗装のエアバスA320が使われています。JALANAのエコノミークラスと比べると、座席間隔が広めになっています。

 

横浜で行われたポケモンGOのリアルイベントに参加すべく、首都圏に前日入りする形で使いました。前泊するだけなら始発便である必要はなかったのですが、東京や江ノ島を観光したかったのでそれの時間を確保するべく使っています。

前日の仕事が夜中に終わってから寝ずに搭乗したため、飛行機に乗って離陸するや即寝落ちしたと記憶しています。

フェニックス号(席割) 高速バス乗車券

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宮交シティから高速基山までの、高速バス・フェニックス号の乗車券です。

席割運賃を適用しているため、券面左上に[席]という表記があります。

 

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霧島SAで休憩停車する西鉄担当のフェニックス号

フェニックス号は、福岡と宮崎を結ぶ高速バスです。西鉄宮崎交通九州産交JR九州バスの共同運航路線で、割引運賃として39運賃や席割が設定されています。

 

席割に関しては西鉄宮崎交通のセレクトシート仕様車*1が使われる便にしか設定がなく、フェニックス号の全ての便で設定があるわけではないので注意が必要です。

席割運賃を使った場合は、4列シートの利用となります。

 

かなり久しぶりにフェニックス号を使いましたが、いつの間にか休憩が2箇所*2になっていたりと小変化がありました。

*1:前方3列シート・後方4列シートの2クラス仕様

*2:宮崎自動車道の霧島SAと九州自動車道の宮原SA

カープ油津駅の改札スタンプ

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油津から1,020円区間までの乗車券です。発駅補充式の軟券となっています。

 

改札スタンプが「日本一のカープ油津駅」と描かれたオリジナルのものが使われています。

私はてっきりJR九州の他の駅でも使われている駅名と日付だけが入ったスタンプが使われるものかと思っていたので、この油津駅オリジナルのスタンプが押されて出てきた時には驚きました。

 

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2018年2月に駅舎を赤く染めて「カープ油津駅」の愛称が付いた油津駅

油津駅には「カープ油津駅」という愛称が付けられています。2018年2月に真っ白だった駅舎を真っ赤に染めています。

 

広島東洋カープは春季キャンプに日南市にある天福球場を使っていて、油津駅はそこの最寄り駅となっています。50年以上前から広島東洋カープは油津をキャンプ地として使っているんだそうです。

 

 

油津駅の中は、広島東洋カープ関連の物が数多く展示してありました。

ライオンズ南郷駅誕生記念乗車券

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南郷駅ライオンズ南郷駅という愛称が付けられたのを記念して発売された記念乗車券です。

乗車券の区間は宮崎⇔南郷となっていて、片道1回使うことができました。

 

南郷町地域活性化を目的に埼玉西武ライオンズとコラボした施策を行う「BCL*1プロジェクト」の一環で、日南線にある南郷駅の愛称を「ライオンズ南郷駅」にするのに合わせて発売された記念乗車券です。

2020年2月から同年3月末まで、2,222枚限定で宮崎駅南郷駅にて発売していました。

 

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乗車券を台紙にセットした状態

記念乗車券は台紙にセットした状態で販売していました。記念乗車券と台紙で一体の絵になるようになっていました。

 

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ライオンズ仕様となった南郷駅

記念乗車券自体は宮崎駅で購入しましたが、せっかくなのでライオンズのすがたとなった南郷駅を拝んでおこうと日南線に乗って南郷駅まで行ってきました。

 

 

外観が埼玉西武ライオンズをイメージした白と青のツートン塗装になっただけでなく、駅の中も野球場を見立てたような内装になっていたりと以前の南郷駅とは随分様変わりしていて驚きました。

 

埼玉西武ライオンズの2020年の春季キャンプでは南郷スタジアムがキャンプ地となっていて、南郷駅が最寄り駅となっていました。駅からキャンプ地のある南郷中央公園までは無料のシャトルバスが出ていました。

*1:Blue City Leo の略

九州ネットきっぷ受け取り後の変更

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博多から佐賀までの、特急九十九島みどり93号の九州ネットきっぷです。指定席用で発券したものです。

 

九州ネットきっぷは、乗車券部分に当たるA券特急券部分に当たるB券の2枚1組で使うのですが、A券とB券で発行箇所が違っています*1

 

元々は博多で何らかの用事を済ませてから指定しておいた列車に乗るつもりだったのが、用事がなくなって窓口にて一番早い時間帯の列車に変更したものです。

その際にB券だけが回収されて、新しい変更後の列車の特急券を渡されています。券面には右下に乗変、右上に2日以内に変更の印字がそれぞれ加えられています。

 

九州ネットきっぷは受取前であれば何度でも変更ができますが、受取後の変更は同一日・同一区間・同一設備・同一経路への変更のみ1回に限り可能となっています。

 

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783系の特急九十九島みどり93号

変更した後の列車は、多客期に臨時で運転されている特急九十九島みどり93号でした。

列車名に「九十九島」が加わっただけで、駅でも車内でも特急みどり号の臨時列車扱いにされていました。

*1:A券が小倉駅、B券が博多駅になっている

JAL371便 搭乗券

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羽田から北九州までの、日本航空・JAL371便の搭乗券です。

 

東京から九州に帰る際に使ったものですが、行先が北九州で出発時刻が6時20分とかなり朝早い時間帯になっています。

単に予約の時点で安かったからという理由で取ったと記憶しています。

 

この時は津田沼駅近くのネットカフェで夜を明かし、津田沼駅羽田空港行きのリムジンバス始発便*1で空港に向かいました。

出発時刻が早いゆえに、5時半頃までに空港に到着するリムジンバスか、東京モノレール沿線か京急空港線沿線から始発を使うぐらいしか辿り着く方法がなかったりします。

 

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朝一で九州に向かうJAL371便

安さに釣られて北九州に飛んでいますが、福岡の方まで戻る必要があるので、空港からはリムジンバスと新幹線を乗り継いでいます。

時期がお盆明けというのもあってか、これでも福岡まで直行で飛ぶよりは安く抑えられています。

 

早朝便のアクセス性の悪さもあってか、窓側が全部埋まらない程度の乗客しかいなかったと記憶しています。まあそれはそれで空いてて快適でしたが。

*1:津田沼駅4時30分発・空港5時30分着

ふじさん6号 指定券

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松田から新百合ヶ丘までの、特急ふじさん6号の指定券です。

社線完結の区間の利用となるため、120mm券で発券されています。

 

特急ふじさん号は、新宿~御殿場間を小田急線とJR御殿場線を経由して運転する列車です。2018年3月の改正で「あさぎり」から改称された特急列車です。

 

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松田駅から小田急線方面へ特急列車を利用する場合、特急券部分は硬券で発券されます。これに指定券を添付してから使います。

列車名が「あさぎり」から「ふじさん」に変わってからもその扱いは変わっていません。

 

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新百合ヶ丘駅に停車する特急ふじさん6号

車両は特急あさぎり号時代から引き続き、小田急60000形MSEの6両編成が使われています。

新松田→新百合ヶ丘 乗車券

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新松田から新百合ヶ丘までの乗車券です。

 

発駅の新松田、着駅の新百合ヶ丘共に小田急の駅となっていますが、発行箇所はJR東海松田駅となっています。JRではない社線完結の乗車券となっているので、120mm券で発券されています。

 

この乗車券は、松田駅から小田急線方面へ特急ふじさん号を利用する際に発券されるものとなっています。

 

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松田駅から特急を使って小田急線方面に向かう場合に発行される乗車券ですが、以前は硬券で発行されていました。

2018年の夏ごろから乗車券に関してはマルスでの発券に変わったようです。

宇都宮→国府津 普通グリーン券【平日】(区変)

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宇都宮から国府津までの、車内発行の普通列車用グリーン券です。

 

駅で購入した事前料金のグリーン券を、車内で乗車区間を変更する形で発券されています。

平日の51km以上の区間同士の行先変更を行っているため、領収0円・原券980円と印字されています。

 

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栃木県から静岡県までを走破する普通列車

普通列車自由席グリーン車に関しては、青春18きっぷとの併用が可能となっています。

 

宇都宮から国府津までは3時間以上かかっています。普通車で行くのも疲れそうだったので、特急列車の普通車並みの設備を持つグリーン車を使う価値はあると思います。

周りの乗客が大宮や東京や大船辺りで入れ替わっていくのに対し、ずっと乗り通す乗客はぱっと見でいなかったと記憶しています。

那須塩原駅 普通入場券

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那須塩原駅の入場券です。

 

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那須塩原駅の西口駅舎

 

那須塩原駅は栃木県那須塩原市にある、東北新幹線東北本線の駅です。

新幹線は「やまびこ号」の一部と「なすの号」の停車駅となっていて、「なすの号」は一部列車が那須塩原駅発着となっています。

 

東北新幹線開業以前は東那須野駅と名乗っていて、特急停車駅である西那須野駅と黒磯駅の間に挟まれた小さな駅だったそうです。

東北新幹線開業に際して新幹線停車駅となりましたが、その際に那須塩原駅に駅名が改称されています*1

 

なお、2004年以前は那須塩原駅の所在地は黒磯市となっていましたが、2005年に黒磯市那須郡西那須野町那須郡塩原町が合併して那須塩原市が発足しています。新幹線の駅名として使われていたものが後年になって市名になった珍しい例です。

*1:仮称は新那須駅だったが、駅名に「塩原」を入れて欲しいという動きが出て騒ぎになったそうな

新白河駅 普通入場券

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新白河駅の入場券です。

 

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新白河駅の駅舎

新白河駅福島県西白河郡白川村にある、東北新幹線東北本線の駅です。両線の乗換駅となっています。

東北本線新白河駅を境に運行系統が分割されています。

 

また、新白河駅は全国の新幹線の駅としては唯一、*1にあります。

 

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黒磯駅構内の電化方式変更に伴い、同一ホーム乗換駅となった新白河駅

新白河駅の在来線ホームですが、6番ホームと7番ホームの同一ホームで乗換ができる構造になっています。他に5番ホームと8番ホームもありますが、現在はごく一部の列車を除いて専ら貨物列車が通過するだけとなっているようです。

 

黒磯駅構内の架線電化方式が直流・交流地上切り替え式から直流電化に変わった*2ため、東北本線を走る交流電車が黒磯駅構内に乗り入れることができなくなりました。

その代わりに黒磯~新白河間は交直流電車*3での運転となり、新白河駅の中線ホームの真ん中に車止めが設置されて線路を分断し、同一ホームで新白河以北を運転する交流電車と乗換ができるようになっています。

*1:西白河郡西郷村

*2:代わりに黒磯~高久間に直流交流デッドセクションが設けられた

*3:一時期、一部列車で架線電化方式を問わずに走行できる気動車も使われた

一ノ関駅 普通入場券

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一ノ関駅の入場券です。

 

 

一ノ関駅岩手県一関市にある、東北新幹線東北本線大船渡線*1の駅です。

東北本線一ノ関駅を境に運行系統が分かれていて、在来線で移動する場合はほぼ乗換となります。

東北新幹線は一部のはやぶさ号・こまち号1往復・やまびこ号が停車します。新幹線で世界遺産の平泉へ訪れる場合は一ノ関駅で乗り換えとなります。

*1:気仙沼~盛間は線路が剥がされてBRT化されている

はやぶさ号 新幹線特定特急券(立席)

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八戸から盛岡までの、はやぶさ号の新幹線特定特急券です。

 

英語表記で発券したものです。SUPER EXP.(STANDING ONLY)と表記されていますが、説明書きの「当日の普通車空席にお座り下さい」は日本語のままになっています。

 

東北新幹線の盛岡以北は全ての列車が全車指定席となっていて自由席の設定はありませんが、特定特急券を使うことで普通車の空席を利用することができます。但し、指定席を持つ乗客が優先となります。

 

 

この時は青春18きっぷを利用していました。八戸~青森間の青い森鉄道線区間では野辺地駅を除いて途中下車しなければ青春18きっぷで通過利用ができますが、盛岡~八戸間*1に関しては青春18きっぷの利用ができなくなっています。

そのため、盛岡~八戸間に関しては青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道の運賃を払うか、東北新幹線を使うかの二択となりましたが両者とも大して料金が変わらない*2のもあって新幹線を利用しました。

この時はお盆時というのもあってか普通車に空席が見当たらなかったため、デッキにずっと立っていました。

*1:盛岡~目時間:IGRいわて銀河鉄道線、目時~八戸間:青い森鉄道線

*2:東北新幹線普通車立席3,560円、青い森&IGR普通運賃3,110円。いずれも2020年7月現在の運賃

八戸駅(青い森) 普通入場券(2)

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青い森鉄道八戸駅の入場券です。窓口で発行されたもので、硬券となっています。

 

青い森鉄道の有人駅では硬券入場券を販売しています。八戸駅では青い森鉄道の窓口で販売しています。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

以前、端末発行の入場券を紹介していますが、効力は全く同じです。在来線の改札内には入れますが、東北新幹線改札内に入場することはできません。