紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

やくも23号 トク特チケットレス

 

倉敷から新見までの、特急やくも23号の指定券と

 

 

トク特チケットレスの本券です。

 

チケットレスながら指定席券売機で発券しているので、「チケットレスとは?」となってしまっていますが・・・。

120mm券で発券されるので、自動改札に通すことはできません。

 

 

トク特チケットレスは、北近畿・山陰・岡山エリアの特急列車の普通車指定席を利用できる料金券です。乗車日の前日または当日に、e5489から予約・購入ができます。

e5489の提示用画面を表示することで、駅で切符を受け取ることなく利用できる・・・のですが、私がやったように切符を発券して使うこともできます。

 

特急やくも号では、岡山~新見間の停車駅相互間で設定があるようです。

 

381系の特急やくも

定期列車としては最後の国鉄型車両を使う特急列車となった特急やくも号ですが、全列車で381系が充当されています。

基本的には写真のような白と赤のツートンみたいな塗装の「ゆったりやくも」車両が使われます。

4両編成が基本となりますが、岡山寄りに3両増結して運転するときもあります。

 

普通車は座席の床面をハイデッキ化した上で床に通っていたダクトを撤去し、座席を換装しています。

が、私がこの時の乗った7号車の車両は座席だけを換装して床面は改造前のままという車両に当たりました。窓側席はダクトが床に通っていて、足元が狭かった記憶があります。

側面の行先表示が幕になっているのも特徴で、調べたらどうもかつて特急くろしお号とかに使われていた車両を座席換装して塗装だけ変更したやつなんだそうで・・・?

 

 

特急やくも号には2024年4月6日から新型車両273系を投入し、順次381系を置き換えていくんだそうです。

さくびさくら3号 指定席券

 

津山から岡山までの、観光列車「さくびさくら」3号の指定席券です。

 

券面では「さくびさくら」という表記になっていますが、正確にはSAKU美SAKU楽と書いて「さくびさくら」と読みます。

e5489からの予約にも対応していました。

 

SAKU美SAKU楽 専用車両

SAKU美SAKU楽はキハ40形を改造した、専用の車両で運転されています。

桜をイメージしたピンク色の車体で、SAKU美SAKU楽専用のサボが使われています。このサボ、車内販売でレプリカを売っていました。

 

現在はSAKU美SAKU楽の車両単独で運転しているようですが、運行開始当初は定期列車となる快速ことぶきと連結して運転していました。

快速ことぶきの車両は自由席、SAKU美SAKU楽の車両は指定席と、当時は実質快速ことぶきの指定席車両みたいな感じになっていました。

 

本来であれば姫新線で津山から新見まで向かうつもりでしたが、岡山駅でSAKU美SAKU楽の存在を知って急遽旅程を捻じ曲げてから乗車してきました。

津山線なんてめったに乗る機会はないので、乗っておかないと今後乗らない気もしたので・・・。

 

SAKU美SAKU楽の車内

SAKU美SAKU楽の車内は、背もたれが高いロングシートボックスシートという感じになっていました。

当時はコロナ対策でパーテーションが設置されていました。テーブルにしても、すぐに撤去できるようなものが設置されていました。乗降口付近には、勝山の暖簾が使われていました。

乗ってみてぱっと見ですが、観光列車という割には改造が簡素な感じはしました。

 

SAKU美SAKU楽にはアテンダントが乗務していて、車内販売の他には沿線の観光案内を行っていました。

 

事前予約の食事も楽しむことができ、運行日の7日前までに tabiwa by WESTER で申し込みをするといいようです。

津山駅 懐鉄入場券

 

津山駅の懐鉄入場券です。

 

津山駅では、「急行砂丘」の1種類が発売されていました。

 

 

砂丘は岡山と鳥取津山線因美線経由で結んでいた列車で、登場当初は準急、後に急行に格上げされています。

1997年に智頭急行線経由の特急いなばが登場すると、急行砂丘は廃止されて代わりに急行つやまが運転を始めています。

車両は半室グリーン車を連結したキハ58が使われていたそうです。この車両は急行つやまになった後も使われましたが、2003年からは一般形気動車のキハ40系列に置き換わっています。

岡山駅 懐鉄入場券

 

 

岡山駅の懐鉄入場券です。

 

岡山駅では、「寝台特急瀬戸」と「特急いなば」の2種類が発売されていました*1

 

瀬戸は東京駅発着の四国連絡夜行列車として使われていた愛称で、当初は急行でしたが、1972年に特急に格上げされてます。

当時の運転区間は東京~宇野間で、宇野では宇高連絡船に接続していました。

1988年の本四備讃線開通により、運転区間が東京~高松間に変更されています。

1998年には瀬戸が285系に置き換わる形で電車化され、列車愛称も「サンライズ瀬戸」に変更されて今に至っています。

 

いなばは、従来岡山~鳥取間を津山線因美線経由で運転していた急行砂丘の代わりとして登場した列車です。経路は山陽本線智頭急行線・因美線経由となっています。

当初はキハ181系で「いなば」として運転されていましたが、2003年にキハ187系に置き換えられると同時に列車愛称が「スーパーいなば」に変更されて今に至っています。

愛称の元ネタは「因幡の白兎」になっていて、同じく智頭急行を走る特急スーパーはくと*2同じ由来となっています。

*1:2023年12月末発売終了

*2:「はくと」を漢字表記すると「白兎」になる

鉄道開業150年記念秋の乗り放題パス

 

2022年の秋に発売された、鉄道開業150年記念秋の乗り放題パスです。

鉄道開業150年を記念して発売されたものです。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

ただし、効力や販売額は毎年秋に発売されている、秋の乗り放題パス全く同じです。

タイトルに「鉄道開業150年記念」が付いただけです。

 

青春18きっぷと同じように、快速列車を含む普通列車だけが利用できます。

新幹線・特急・急行と、普通列車グリーン車指定席利用の場合は運賃部分として併用することができません*1

簡単に言えば秋の一部期間で利用できる青春18きっぷのようなものですが、青春18きっぷと異なる点が

  • 期間内での飛び日の利用ができない。
  • 複数人での利用ができない。

という点です。

 

余談ですが、2020年頃から秋の乗り放題パスが自動改札対応に変わっています。

 

 

案内券にはデジタルスタンプラリーみたいな案内が書かれていました。

ご案内5に至っては、アスキーアートで日本地図が書かれています。

 

この時は主に岡山県内の懐鉄入場券の収集のために使いました。

最初から最後まで普通列車だけで移動するのはダルかったので、間に新幹線やフェリーを挟んでいます。

*1:別途乗車券が必要

こだま842号 乗車票【バリ得こだま】

 

博多から福山までの、新幹線こだま842号利用の乗車票です。

 

日本旅行が発売している新幹線利用の旅行商品「バリ得こだま」で、九州と山陽エリアの区間で設定されているものを利用しています。

博多発着の場合は、厚狭~岡山間の各駅までの設定があります。

 

ネット上で予約・購入を済ませた後、駅での受け取りが必要でした。

予約完了のメールか何かで受取り用のQRコードが送られてくるので、それを指定席券売機バーコードリーダーに読み取らせれば簡単に発券できます。

 

700系8両編成の こだま842号

山陽新幹線のこだま号はモノクラスの8両編成が使われますが、大半が元「ひかりレールスター」の700系7000番台が使われます。

こだま842号も700系7000番台充当の列車でした。

 

車内販売は行われていないので、乗車駅の時点で食べ物や飲み物を買い込んでから乗った方がよさそうです。

さくら400号 EXご利用票

 

久留米から博多までの、新幹線さくら400号利用のEXご利用票です。

 

短距離利用ながら、指定席を使っています。

寝不足かなにかで立つのも嫌だったので、指定を取ったような記憶がありますが曖昧です。

 

この区間、閑散期でも指定席を利用すると2,350円かかりますが、EX予約で指定席を使ったら2,020円で済んで通常よりも安くなりました。

とはいえ、所要時間が15分程度なので、よほどの事が無ければ自由席利用でも十分だったりしますが・・・。

折尾駅 普通入場券

 

折尾駅の入場券です。

指定席券売機の入場券の口座から購入したものです。

 

現在の折尾駅の駅舎

折尾駅は福岡県北九州市八幡西区にある、鹿児島本線筑豊本線の駅です。

2000年までは西鉄北九州線が発着する折尾停留所がありました。

 

1895年から2019年までの間は鹿児島本線筑豊本線が立体交差する構造の駅となっていて、1階部分に筑豊本線が、2階部分に鹿児島本線が通っていました。立体交差構造の駅としては日本初だったんだそうです。

他に鹿児島本線筑豊本線を結ぶ短絡線があり、そこのホームは改札が繋がっていない飛び地で「鷹見口」と呼ばれていました。

 

2017年頃から高架化事業が始まり、2019年ダイヤ改正に合わせた線路切り替えで筑豊本線が折尾トンネルを通るルートに変更されたことで立体交差構造ではなくなっています。

 

 

高架化以前は改札口が北口・東口・西口・鷹見口と分散されていて、鷹見口以外の改札にはみどりの窓口が設置されていました。

何故か西口の窓口だけは、発行箇所の印字が「折尾駅西口」となっていました。

さくら569号 新幹線特急券【e特急券】

 

姫路から久留米までの、新幹線さくら569号の新幹線特急券です。

EX予約で特急券だけ購入したe特急券となっています。

 

この当時では自由席相当の料金で、繁忙期云々も関係なしに年中同一料金で利用できていたのですが、EX予約の改定・・・という名の改悪で、現在は同じ時期に指定席を使うと指定料金相当の差額と繁忙期の上乗せ料金がかかるようになっています。

 

参考までに、2024年1月2日乗車で「さくら」指定席で姫路→久留米の利用だと、e特急券で6,180円かかるようになっています。

自由席利用だと2023年1月2日利用の指定席と同じ5,780円ですが…。

 

姫路駅に到着する、さくら569号

明石海峡大橋を渡る高速バスで四国から舞子に戻ってきた後、在来線で姫路駅まで移動して、そこから新幹線さくら569号で久留米まで移動しています。

山陽新幹線内で300km/h運転をして、かつ九州新幹線直通なので、専用のN700系8両編成がきます。

 

こいつに乗れないと久留米から先の終バスに乗り継げないので、高速バス乗車中に神戸淡路鳴門自動車道で渋滞に引っかかったときに「どうしよう」ってなる程度には焦った記憶があります。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

行きはグリーン車を使いましたが、帰りは普通車指定席利用と、なんか乗り比べというか座り比べみたいな感じになりました。

普通車指定席の方はグリーン車と同じく2+2列配置の幅広座席となっていて、グリーン車座席みたいに余計なパーツが付いてない分、個人的には普通車指定席の方が快適に感じました。こう思うの、私だけでしょうか?

やくおうじ2号 特急券【eきっぷ】


日和佐から徳島までの、臨時特急やくおうじ2号の特急券です。

e5489のeきっぷで購入したものです。

 

特急やくおうじ号は毎年正月三が日に、徳島県海部郡美波町にある薬王寺への参拝客向けに徳島~牟岐間で運転している臨時特急列車です。

かつては高松~牟岐間で運転して、牟岐行きは徳島まで特急うずしお号と併結運転してたり、指定席がなく全車自由席で運転されていたと思います。

現在は徳島~牟岐間の運転となり、1号車の一部区画の席が指定席となっています。

 

 

特急やくおうじ号の乗客には、手作り感溢れる記念乗車証が配られました。

表面がしこくスマートえきちゃんや、薬王寺と特急やくおうじ号が描かれたイラスト、裏面が薬王寺から見た牟岐線の風景のイラストが描かれています。

配布対象は確か指定席の乗客だったような・・・? この辺はうろ覚えになっています。

 

キハ185系2両で運転の、特急やくおうじ2号

使用車両はキハ185系の2両編成で、1号車の牟岐寄りの一部席が指定席となっていました。

2023年1月2日の運転では、いわゆるJR四国色の編成が使われていました。

 

車両停泊のために牟岐まで運転しているようなもので、薬王寺への参拝客がターゲットなので、薬王寺最寄り駅となる日和佐駅でほとんどの乗客が乗降します。

なお、日和佐駅では指定席特急券の発券ができないので、予め他の窓口か指定席券売機がある駅で切符を受け取っておく必要があります。

 

 

特急やくおうじ号は正月三が日にしか運転しないので、遠方からだと乗車難易度が高い列車でした。この時にやっと乗車できました。

私は高速舞子から室戸行きの高速バスに乗車して日和佐駅まで移動し、薬王寺で初詣を済ませてから乗車しました。

特急やくおうじ2号で徳島駅到着後は、神戸行きの高速バスに乗車して高速舞子まで戻っています。

舞子駅 普通入場券

 

舞子駅の入場券です。

指定席券売機に入場券口座があったので、そこから購入しています。

 

舞子駅の駅舎

舞子駅兵庫県神戸市垂水区にある、山陽本線の駅です。

普通列車と電車線を通る快速が停車します。列車線を通る快速は舞子駅を通過します。

 

特定都区市内の神戸市内が適用される最西端の駅となっています。

また、駅の真上を明石海峡大橋が通っています。

 

舞子駅から乗り換えて行ける高速舞子バス停

舞子駅から連絡通路と階段またはエスカレータで、神戸淡路鳴門自動車道上にある高速舞子バス停に行くことができます。

発着するのは四国方面の昼行便だけで、四国方面行きは乗車専用、本州方面行きは降車専用となっています。

 

徳島方面に関しては、鉄路で岡山と瀬戸大橋を経由するよりも、舞子から高速バスを使ったほうが速くて安くなる場合が多いです。

(東)瀬田駅 普通入場券

 

東海道本線琵琶湖線)の瀬田駅の入場券です。

指定席券売機に入ってた入場券口座から購入したものです。

 

豊肥本線に同じ駅名の瀬田駅があるため、区別のために頭に東海道本線を示す(東)が付いています。

発行箇所にしても、東)瀬田という表記になっています。

 

 

ちなみに、乗車券でも(東)瀬田となりますが、(東)が入場券に比べて小文字になってます。

 

東海道本線の瀬田駅の駅舎

瀬田駅は滋賀県大津市にある、東海道本線の駅です。

普通列車だけが停車する駅で、下り京都・大阪方面は朝の数本が京都から快速、その他は高槻から快速となります。

新快速は全て通過します。

 

瀬田駅前にあるアパホテルに泊まるために、この駅を利用しています。

京都駅まで5駅なので、京都に用事がある場合は案外悪くない立地なのかもしれません。

東京駅の新幹線同士の乗換改札

東京駅の新幹線同士の乗換改札

東京駅には東北新幹線東海道新幹線の乗換改札があります。

新幹線同士の乗換改札があるのは、今の所では東京駅の所だけとなっています。

 

何気に東北新幹線東海道新幹線を乗換改札を使って乗り換えたことがなかったので、実際に通ってみました。

上野駅から東京駅まで新幹線自由席を使い、予め用意しておいた東海道新幹線特急券と一緒に通過してみました。

 

 

結果としては、上野→東京の自由席特急券が回収されて、乗車券に「東京 入場」の印字がされただけでした。

逆向きとなる東海道→東北の乗換だと何と印字されるか不明ですが、「入場」の印字がされそうな気はします。多分・・・。

 

この新幹線同士の乗換改札、EXサービスやSuicaの類も使えない改札機なので、利用者数は少ない方なんだと思います。

金沢八景駅 入場券

 

金沢八景駅の入場券です。券売機で購入したものです。

 

シーサイドラインも乗り入れる、金沢八景駅の駅舎

金沢八景駅は神奈川県横浜市金沢区にある、京浜急行横浜シーサイドラインの駅です。

京急の方は金沢八景駅で本線と逗子線が分かれます。

京急線から八景島へ向かう場合は、この駅でシーサイドラインに乗り換えとなります。

 

 

この時はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」で金沢八景駅の周辺が出てきたため、聖地巡礼も兼ねて訪れています。

江ノ島電鉄令和5年干支入場券

 

江ノ島電鉄が2023年1月1日から期間限定で発売していた、令和5年の干支の硬券入場券です。

 

藤沢駅江ノ島駅長谷駅鎌倉駅にて朝7時からの発売となっていました。

藤沢、江ノ島、鎌倉の各駅の入場券がセットになっていて、券面には干支の卯が描かれています。

 

himatsubushi2.hatenablog.com

2022年元旦には干支の寅が描かれたものを販売していました。江ノ電の毎年恒例ですね。

 

専用の台紙にセットされた状態で販売される

上の写真のように、専用の台紙に硬券入場券がセットされた状態で販売されます。

私は初日の出を見に汐見台*1に行って、平塚のホテルをチェックアウトした後に藤沢駅に立ち寄ってから購入しました。

この時点で朝10時は過ぎていましたが、売り切れてはおらず普通に購入できました。

 

なお、2023年12月15日の江ノ電のプレスリリースで、令和6年の干支入場券を元旦7時から数量限定で発売すると発表がありました。

現地に行けない場合は、1月5日から販売開始する江ノ電グッズオンラインショップを利用するのも手です。

*1:辻堂駅から徒歩約30分