紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

SL銀河 指定席券

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遠野から釜石までの、SL銀河の指定席券です。

JR東日本管内でほかにSL列車は走っていますが、それらの指定席料金が520円になっているのに対して、SL銀河に関しては料金が820円となっています。
JR北海道におけるSL列車の指定料金や、JR九州におけるSL人吉用客車使用列車のSL牽引時における指定料金と似た性格なのかもしれません。

 

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車内で配られた、SL銀河の記念乗車証です。
表はSL銀河の写真、裏は花巻駅駅名標となっています。

裏面は貰う記念乗車証によって変わるんでしょうか? ちょっと気になります。

 

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花巻駅にてSL銀河。C58-239が牽引し、客車はキハ141系で自走する

SL銀河は復興支援と地域の活性化を目的として、2014年4月12日に運行を始めました。
2日で1往復する運用となっており、1日目は花巻から釜石までの往路、2日目に釜石から花巻までの復路を運転しています。

牽引機となる蒸気機関車C58-239を動態復元し、客車のほうはJR北海道から札沼線の電化で余剰となったキハ141系を4両購入した上で観光列車へと改造しています。
客車となるキハ141系は元々は客車だった車両に動力を付けて気動車に改造した車両で、それがSL牽引列車の客車となったわけですが、SL銀河の客車に改造されてもなお動力自体は残されており、釜石線内の勾配区間における蒸気機関車の補機代わりや盛岡〜花巻間の回送としての牽引機代わりとしても使われています。

私は遠野駅からの乗車となりました。上の写真は花巻駅で撮影したものです。
SL銀河は途中の遠野駅で給水や灰を捨てる作業を行うために一時間以上停車します。
釜石行きの場合は、遠野駅停車中に後から来る快速はまゆり3号を先に行かせます。私は快速はまゆり3号から乗り換える形での乗車となりました。

1号車にはプラネタリウムを用いた天体ルームがあります。
私自身、天体に関してはまったくの無知ですが、それでもプラネタリウム自体は綺麗で楽しめました。