紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

ANA4813便 搭乗券

 

福岡から新千歳までの、全日空・ANA4813便の搭乗券です。

 

券面の搭乗日の下に「AIR DOによる運航」と書かれているように、実際に搭乗した飛行機はAIR DOです。

AIR DOは全便でANAとのコードシェア便となっていて、この時はANAから予約・購入しています。ANAから購入すると、便名もANA〇〇〇便となります。

 

福岡便に就航したエアドゥ。写真は新千歳空港にて

エアドゥは2022年7月から新千歳~福岡線を就航させています。

当初は期間限定だったのですが、現在も運航は続いています。

 

機体はボーイング737-700が使われていて、座席は3+3列の配置となっています。

上の写真だと右側の飛行機が福岡からの便となります。左側にはロコンジェットが写っていますが、こちらはボーイング767-300で福岡線には使われません。

スプラ号 九州ネットきっぷ

 

博多から小倉までの、臨時特急スプラ号の九州ネットきっぷB券です。

 

 

JR九州スプラトゥーン3がコラボした一環として、885系電車*1スプラトゥーン3のラッピングを施した「スプラトレイン」を2024年2月16日から同年5月中旬頃まで運行しています。

 

885系が充当される

  • 特急ソニック(博多~大分・佐伯)
  • 特急リレーかもめ(博多~武雄温泉)
  • 特急みどり(博多~佐世保
  • 特急かささぎ(吉塚・博多~肥前鹿島)

で、それぞれ運行されます。

 

運行初日となる2月16日に関しては、博多~大分間を1往復、全車指定席の臨時特急スプラ号として運行しました。

特急ソニックの速達便と同じ停車駅で、所要時間にしても定期の特急ソニックと遜色ない俊足ダイヤで運転されました。

 

 

全車指定席とはいえ、九州ネットきっぷでの予約には対応していました。

別府・大分の方まで行く場合は、恐らく九州ネット早特3にも対応していたんだと思います。

 

プラトレインラッピングの885系電車

実は私が特急スプラ号の存在を知ったのは2月の初め頃で、運転日は金曜日の平日。

乗るのは無理だろうと、最初は思っていました。

 

が、2月16日は昼過ぎからの勤務で、小倉までの乗車で、かつ小倉から新幹線で折り返してダイナミック出勤をキメれば乗れるのが判明し、JR九州ネット予約で空席照会をかけました。

あっさり指定席が取れてしまったので、割と無理して乗ってきたというわけです。

 

博多駅5番乗り場では、特急スプラ号の出発式が行われた

11時前ぐらいに博多駅の5番乗り場に、特急スプラ号が入線してきました。

 

人だかりがすごく、6号車付近では出発式のために仕切りが設置してありました。

 

特急スプラ号の行先表示は「臨時 大分」

何気に885系充当列車で、6号車が指定席になるのは珍しかったりします*2

 

車内はスプラトゥーンのBGMが流れていました。

あと、座席の網ポケットにもスプラトゥーン3のパンフレットが置かれていました。

 

 

自動放送にしても、しっかり対応していました。

音声を入力することで、好きな言葉を喋らせられるのを上手く活用している感がありました。

 

 

博多駅を発車してしばらくして、スタッフが車内を巡回して、乗客にプレゼントを配っていました。

そのプレゼントの中に、特急スプラ号の記念乗車証が入っていました。

 

他には缶バッジやステッカー、スプラトゥーンを再現した(用途不明な)インクも入っていました。

 

 

運転日が平日の昼間というのもあって、乗客そのものは多くなかったように見えました。

なんなら直前のネットきっぷ予約でも、博多駅のアホみたいに混雑してる指定席券売機で発券さえできれば余裕で乗れたと思います。

*1:該当はSM6編成

*2:885系充当の定期列車だと、4号車から6号車は自由席車両として使われる

2月限定!B&Sみやざきネットきっぷ

 

2023年2月利用限定で発売されていた、2月限定!B&Sみやざきネットきっぷです。

2023年2月1日から同年2月28日までの期間で利用できました。

 

みやざき公共交通需要回復プロジェクト事業費補助金を活用して、通常のB&Sみやざきネットきっぷからさらに割り引いて、5,400円で利用できました。

乗車日当日の予約・購入もできたため、これより高額となるB&Sみやざきネット早特7は2023年2月利用開始分は販売休止としていました。

 

 

B&Sみやざきネットきっぷのフォーマットをそのまま使っているので、表紙券も付いてきました。

 

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この時はB&Sみやざき402号と、新幹線さくら402号を乗り継いで利用しています。

B&Sみやざき402号の指定券は、バス乗車時に回収されて手元に残っていません。

 

宮崎駅から新八代駅まで乗車した、高速バス・B&Sみやざき402号

乗車したB&Sみやざき402号は、JR九州担当便で800系新幹線を模した塗装のエアロエースが使われていました。

宮崎駅から新八代駅までの所要時間は約2時間20分で、新八代駅では15分の乗換で新幹線さくら402号に接続していました。

 

 

2月限定!B&Sみやざきネットきっぷの設定があったのは、2023年の2月だけで、2024年は設定されませんでした。

神戸→宮崎(シングル・フェリーたかちほ) 乗船券

 

神戸から宮崎までの、宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」の乗船券です。

 

全国支援EXと券面に書かれていますが、宮崎県の全国旅行支援を適用しての乗船となっています。

宮崎カーフェリーの場合、正規料金から割り引く形となるため、通常のネット予約からの割引で乗船するのとそんなに大きな差が出なかったりします。

また、全国旅行支援適用の場合は電話予約をする必要があって、その点が面倒だった記憶があります。

 

乗船券の発券は書類等の確認があったので窓口で行う必要がありましたが、発券されたのは自動発券機と同じくレシート券でした。

券面下部にQRコードが印字されていて、乗船時に改札で係員がバーコードリーダーで読み取ります。

 

宮崎カーフェリーの新造船「フェリーたかちほ」

宮崎カーフェリーは、宮崎県の宮崎港と兵庫県の神戸三宮港を結ぶ夜行フェリーです。

通常は太平洋の四国の南側を航行しますが、太平洋が時化ている時は稀に瀬戸内海を経由する第二基準航路を使う場合があります。

 

この時に乗船した「フェリーたかちほ」は、2022年4月15日に就航した宮崎カーフェリーの新造船で、従来使われていた「みやざきエキスプレス」の代船となります。

船名の由来は宮崎県にある「高千穂」から来ています。

 

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フェリーたかちほのシングル個室

この時の乗船では、シングル個室を利用しました。

 

シングルは寝台と机と椅子があるだけの簡素な個室となっていて、乗船時に案内所でアナログ鍵を受け取ってから利用します。

他のフェリーで例えると、阪九フェリーのスタンダードシングル、東京九州フェリーのツーリストSみたいな雰囲気の個室です。

 

一見すれば結構狭い部屋ですが、寝台の下には荷物を置けるスペースがあるので、スーツケースとかは極端にデカいのでなければ寝台の下に入るかと。

 

船体の内側に位置するのですが、指定された部屋が比較的外に近い位置だったためか、インサイド個室にしては電波を拾っていた気がします。流石に紀伊水道を通過して太平洋に出た辺りからは電波を拾わなくなりましたが。

はるか31号 B特急券【チケットレス特急券】

 

京都から天王寺までの、特急はるか31号のB特急券です。

e5489のチケットレス特急券で購入したものを、指定席券売機で発券したものです。チケットレスとは・・・???

 

なお、JR西日本は2023年4月からB特急料金を廃止してA特急料金に統一しています。そのため、現在はJR西日本管内でB特急料金はなくなっています。

 

281系の特急はるか31号

この当時はコロナが終息しておらず、特急はるか号も減便していた期間だったと記憶しています。

 

この時は新快速の混雑を避けるのと、京都から天王寺まで乗り換えなしで行きたかったのもあって、特急はるか31号を利用しています。

6両編成で、281系が充当されていました。

 

今でこそコロナが終息したということになっていて、インバウンドが復活して特急はるか号も2023年8月から全列車が9両編成で運転しています。

2023年3月ダイヤ改正以降は大阪駅の地下ホームにも停車するようになっています。

冬の関西1デイパス

 

冬の関西1デイパスです。

 

券面の地図に書かれた範囲のJR普通列車と、大阪水上バス、江若交通バスの指定区間が1日乗り放題となっていました。

JR線に関しては、特急券の購入で特急列車を利用することもできました。但し、新幹線は利用できませんでした。

 

今まで季節ごとに〇の関西1デイパスと発売してきていたのですが、2023年冬で終売となり、以降は発売されていません。

 

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過去に秋・夏・春と使ってきましたが、この時に冬を利用したことで四季全部が揃いました。

 

 

特典として、「びわ湖チケット」「高野山チケット」「樫原・飛鳥チケット」「有馬温泉チケット」のいずれかに引換ができる引換券も付いてきました。

この時は引換えはしませんでした。

 

野洲始発の新快速

この時は彦根に行くのに利用しています。琵琶湖に浮かぶ竹生島に行きました。

弁天町→彦根→三ノ宮で使ったと記憶していますが、この経路を普通に使うと4,290円かかるので、特典を使っていないとはいえ元は取っていました。

 

米原まで行く新快速が減便されているので、彦根まで行くのに地味に不便になったなと思ったものです。

新門司→大阪南(1便ファーストS・フェリーきたきゅうしゅうⅡ) 名門大洋フェリー乗船券

 

門司港から大阪南港までの、名門大洋フェリー上り1便の乗船券です。

 

名門大洋フェリーは大阪の大阪南港と北九州の新門司港を毎日2往復夜行フェリーを運航しています。

1便は17時台に出港し、翌日の朝5時半に到着するダイヤとなっています。2便に比べて運賃が安く設定されています。

 

この時は大阪府の全国旅行支援を使っているため、販売額が6,112円という中途半端な価格となっています。

ちょうど大阪府がキャンペーンか何かをやってて、電子クーポンが5,000円分も付いてきています。なので、実質1,112円でファーストS個室を使って小倉駅から大阪南港まで移動した・・・ということになっています。破格もいいところです。

 

大阪南港に到着した、フェリーきたきゅうしゅうⅡ

名門大洋フェリーの1便には「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」と「フェリーおおさかⅡ」の2隻が使われています。

この時はフェリーきたきゅうしゅうⅡに当たりました。

 

1便は発地を17時に出港し、着地には翌朝5時半に着きます。早起きを強いられるので、結構キツかったりします。

一部期間では朝7時まで船内に滞在できる「のんびり滞在」なるものも設定される時があるので、それを利用するのもいいかもしれません。

 

フェリーきたきゅうしゅうⅡのファーストS個室

この時に利用した、ファーストS個室です。

手前側が隠れていますが、洗面台もあるので部屋から出ずに歯磨きや洗顔ができます。

 

船の内側に位置するゆえに電波を拾わないという欠点はありますが、寝るのに割り切った使い方をすれば一晩快適に過ごせます。

 

部屋の鍵は乗船時に案内所で受け取ります。アナログ鍵になっていて、インキーしないというメリット(?)はあります。下船時に案内所に返却する必要があります。

みどりで世界へ!?SASEBOきっぷ

 

JR九州長崎県の共同事業の一環で発売されている、みどりで世界へ!?SASEBOきっぷです。

 

九州内の主な駅から佐世保までの片道JR券と、佐世保市内のグルメを味わえる「MY SASEBO PASS」引換券がセットになった企画券となります。

 

発駅設定があるは北九州市内、博多、佐賀、熊本、鹿児島中央となっていて、いずれも佐世保行きのみの片道販売となっています。

帰り券は付いてないので、他のネットきっぷやら高速バスやらを自分で確保する必要があります。

 

 

予約時に指定した列車の指定座席のみ利用ができます。

乗り遅れ時の後続列車や自由席は利用できないそうです。

 

佐世保駅に到着した、特急みどり11号

この時は時間的に丁度よさそうだった、特急みどり11号を指定しました。

結果として、佐世保駅で1時間近くバス待ちをするはめになりましたが・・・。

 

なお、この切符には佐世保市内のバスといった交通機関のクーポンは一切ついてこないので、バス代とかの移動費は実費負担となります。

 

 

切符を発券する際に、同時にクーポン引換券も発券されるので、これを佐世保駅にある佐世保観光情報センターに持って行って、MY SASEBO PASSに引き換える必要があります。

なお、MY SASEBO PASSの利用にはスマートフォンが必要となります。

 

MY SASEBO PASSのクーポン画面

引き換えたMY SASEBO PASSは、スマートフォン上で操作し、利用時に提示して電子スタンプ的なものを押されてクーポンを使う・・・みたいな仕組みになっていました。

佐世保市内の全部の飲食店で使えるというわけではなく、使える店舗は決まっている上に利用できるメニューも決まっています。

クーポンは引換え時に4枚配布されます。

 

実際に使ってはみたのですが、いまいち浸透していなかったようで、会計でかなり時間がかかりました。

 

クーポンを使って食べたレモンステーキ御膳

私はというと、九十九島パールシーリゾートにある「九十九島 海遊」という店でレモンステーキ御膳を食べるのにクーポンを使いました。

レモンステーキ御膳が普通に食べると2,200円かかるのですが、MY SASEBO PASSのクーポン4枚を使うことで(体感)無料で食べることができました。

 

みどりで世界へ!?SASEBOきっぷの博多発の販売額が3,190円というのを考えてレモンステーキ御膳の値段(2,200円)を引くと、JR代(博多→佐世保 特急列車普通車指定席)がたった990円になるので、十分元は取れたと思います。

 

佐世保レモンステーキはこの時初めて食べましたが、なんというか・・・ステーキというよりも焼肉を食べてるような感じでした。もちろん、美味しかったです。

島原港→西鉄福岡 連絡乗車船券

 

島原港から西鉄福岡までの、連絡乗車船券です。

島原港の窓口で購入したもので、自動改札非対応の常備軟券となっています。

 

逆向きとなる西鉄電車→バス→高速船の場合、西鉄天神大牟田線の特急停車駅にある自動券売機で購入することができます。こちらは自動改札対応のエドモンソン券で発券されます。

 

島原港から三池港までの高速船「三池島原ライン」、三池港から大牟田駅西口までの西鉄バス大牟田駅から西鉄福岡駅までの西鉄電車を乗り継ぐことで、長崎県島原市と福岡県福岡市までの間を最速で結ぶルートを構成しています。

 

連絡乗車船券の他に、三池港までの片道乗船券、大牟田駅までの片道乗車船券、西鉄天神大牟田線の特急停車駅までのものもあったと思います。

通用発売日共2日と券面に書かれている切符に関しては、西鉄天神大牟田線内で額面金額と同一となる駅の手前までで途中下車ができます。

 

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他の交通機関としては、福岡(博多駅・天神)と島原を結ぶ高速バス「島原号」があります。

高速バスの方は乗り換えなしで行けて運賃が安い代わりに、諫早~島原間が一般道走行のために所要時間が長くなっています。

 

三池島原ラインの高速船「みいけ丸」

島原港から三池港までの高速船・三池島原ラインは、徒歩客用の小さな高速船での移動となります。

波の穏やかな有明海を通るのでそこまで揺れないのですが、揺れる時は揺れるので心配な場合は酔い止め薬を飲んでおくのがいいかもしれません。

 

三池港から大牟田駅までの直行バス

三池港では高速船からの接続を受ける形で、大牟田駅西口行きのバスが待機しています。

高速船の乗客の数を数えていたので、到着したらすぐバスに乗るのがよさそうです。

 

西鉄電車の特急

大牟田駅の西口に到着すると、西鉄電車の駅舎が目の前にあります。

島原港発行の連絡乗車船券では自動改札機を通れないので、有人改札を通ることになります。

 

西鉄電車の特急*1と接続していて、始発駅の大牟田駅では高確率で着席できます。

西鉄電車は30分毎のパターンダイヤになっているので、大牟田駅周辺を散策してから西鉄電車に乗るという使い方も可能です。

*1:平日の日中時間帯は急行。2024年3月15日まで

ハウステンボス15号・かもめ17号 乗車券・新幹線特急券

 

吉野ヶ里公園から諫早までの、特急ハウステンボス15号と新幹線かもめ17号の乗車券・特急券の一葉券です。

 

あたかも吉野ヶ里公園駅に新幹線が止まるみたいに見えなくもないのですが、新幹線は2024年2月現在では武雄温泉から西側だけとなっています。

 

吉野ヶ里公園駅には1往復だけ特急列車が停車しますが、停車するのは佐世保線系統となる「ハウステンボス・みどり」だけで、「リレーかもめ」は1本も停車しません。

ですが、指定席券売機の「乗換案内から検索」で条件を設定することで、吉野ヶ里公園→武雄温泉→諫早の乗継の切符を発券することができました。

 

これと同じことは、九年庵の公開時期に臨時停車する神崎駅、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ期間中だけ営業する臨時駅のバルーンさがでも出来るんだと思います。

後者の場合は、指定席券売機バルーンさが駅が出てこない場合は窓口案件になると思われます。

 

武雄温泉駅では、(リレーかもめ)ではない特急列車は在来線ホームを発着とする

私が吉野ヶ里公園から武雄温泉まで乗車した特急ハウステンボス15号は、武雄温泉駅で西九州新幹線とは接続しない列車です。

武雄温泉駅では在来線ホームの方に到着します。

 

武雄温泉駅には新幹線と在来線の乗換改札はないので、一旦改札外に出ての乗り換えとなります。

意外に同じような乗り換えをする人はそれなりにいて*1武雄温泉駅の駅員さんもある程度は慣れているようにも見えました。

*1:リレーかもめ17号は江北駅に止まらないため、江北駅からハウステンボス・みどり15号に乗って武雄温泉駅でかもめ17号に乗り換える人もいた

かささぎ104号 B特急券【eきっぷ】

 

鳥栖から吉塚までの、特急かささぎ104号の特急券です。

JR九州インターネット列車予約のeきっぷで購入したものです。

 

特急かささぎ104号は肥前鹿島発吉塚行きの列車で、博多から吉塚までは普通列車として運転されます。

 

885系で運転される特急かささぎ104号。吉塚駅にて

元々は佐賀発吉塚行きの特急かもめ号として運転されていたものが、西九州新幹線開業によるダイヤ改正で始発駅を肥前鹿島に変更した上で、列車名も「かささぎ」に変わっています。

車両は885系となりました。行先表示は「博多・吉塚」と表示されます。

 

 

2024年のダイヤ改正では、特急かささぎ104号の前に走る特急かささぎ204号(博多行き)の運転を取りやめて実質統合することとなり、車両も885系から変更するようです。

8両編成としか書かれていないので、783系か787系のどちらかになるのでしょうが。

下関駅 懐鉄入場券

 

下関駅の懐鉄入場券です。

 

下関駅では、「特急いそかぜ」の1種類を発売していました。

 

関西と博多を山陰経由で結んでいた「特急まつかぜ」のうち、米子~博多間を系統分割する形で「特急いそかぜ」が1985年に登場しています。

1993年には運転区間が米子~小倉間に短縮されています。

2001年になると、米子~益田間を特急スーパーくにびき*1に系統分割して運転区間が益田~小倉間に短縮され、2005年の廃止までこの区間を運転していました。

車両はキハ181系の3両編成が使われていて、普通車だけのモノクラス編成となっていました。

 

私は廃止直前に何度か小倉駅で、特急いそかぜキハ181系を見たことがあります。

関門鉄道トンネルを通過する最後の気動車特急で、他の列車は全て停車する門司駅を通過していたんだそうです。今になって思えば下関~小倉間だけでも指定席取って乗っておけばよかったなと。

*1:2003年10月からは愛称を「スーパーまつかぜ」に変更

神戸→新門司(STD洋) 阪九フェリー乗船券

 

神戸から新門司までの、阪九フェリーの乗船券です。

 

2023年の個室鍵のQRコード化に伴い、現在は乗船券の様式が変更されています。

上記のものは旧様式の乗船券で、QR化以前の乗船だとこれが最後となっています。

 

 

阪九フェリー泉大津・神戸六甲~新門司間を結ぶ夜行の瀬戸内海航路です。

この時は神戸から新門司まで、開放寝台「スタンダード洋室」を利用しています。

 

阪九フェリーのスタンダード洋室

最近のフェリーは開放寝台でも階段で昇り降りするタイプのものが主流となりましたが、阪九フェリーもそれに倣っています。

が、階段がL字配列になっているのが独特で、この構造のために寝台同士の向かい合わせが発生しないようになっています。

 

荷物を置くスペースは上下段で共用となっているので、上段寝台利用の場合だと荷物が起きにくいかもしれません。

 

神戸航路では「せっつ」「やまと」が使われ、16人部屋・12人部屋・10人部屋・8人部屋と細かく分かれています。レディースルームのみ自動ロックのカードキー式となっています。

 

神戸六甲アイランド港で出港を待つ「せっつ」

この日は「せっつ」が充当される日でした。

「せっつ」自体はかなり前に泉大津航路に一時的に充当していた時に乗船しましたが、神戸航路の方が本務となります。

 

神戸から新門司までの所要時間は12時間半となっています。

この日は雨が降っていて、展望甲板に出ることができずにずっと船内で過ごしていました。

牛窓⇔前島 往復乗船証

 

牛窓から前島までの往復乗船証です。

 

岡山県瀬戸内市にある牛窓と前島を結ぶ前島フェリーに乗船する際、船内で運賃を支払った際に渡されるものです。

 

片道券はなく、往復の料金だけとなっています。

徒歩乗船で往復240円なので、片道あたり120円となります。

 

前島フェリーの「第七からこと」(左奥)と「まえじま丸」(手前)

前島フェリーは牛窓港と前島を片道5分で結ぶ、実質「渡し船」みたいなフェリーです。

牛窓港にはきっぷ売り場はなく、船内で往復運賃を支払います。

 

私が訪問した日は「第七からこと」がひたすら往復していて、まえじま丸は前島で係留されていました。なので、乗船したのは往復共に「第七からこと」でした。

 

第七からことは1993年に就航して2023年1月に引退しており、約30年間使われていたことになります。

代わりに新造船「からこと丸」が新たに就航していますが、第七からことに比べて小型化していて、主に車両の輸送能力が落ちているんだそうです。

 

余談ですが、船名の「からこと」は牛窓と前島の間の海峡部分「唐琴の瀬戸」が由来となっています。

新見駅 懐鉄入場券

 

新見駅の懐鉄入場券です。

 

新見駅では、「特急スーパーやくも」の1種類が発売されていました。

 

特急「スーパーやくも」は、岡山~出雲市間を運転する特急やくも号で速達運転を行う列車に1994年から付けられていました。

パノラマグリーン車を連結し、紫色の塗装が特徴でした。

その後、2006年に「スーパーやくも」の愛称は廃止されて「やくも」に統一されています。

 

スーパーやくも」の列車愛称こそ今でも復活していませんが、2023年2月にかつてスーパーやくもで使われていた塗装を復刻した381系が登場しています。ヘッドマークが「スーパーやくも」になっているのが特徴です。