帯広から札幌までの、特急とかち10号の指定券です。
HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスの指定として取ったものです。
特急とかち号は、札幌~帯広間を石勝線経由で運転する特急列車です。
2020年のダイヤ改正までは「スーパーとかち」の列車名を名乗っていました。
元々は1990年に特急おおぞら号の札幌~帯広間運転の列車を分離する形で運転を始めました。その翌年にダブルデッカー車両を連結した列車が「スーパーとかち」を名乗るようになり、ダブルデッカー車両を連結しない列車は「とかち」の愛称を使っていました。
その後、2000年にキハ283系が札幌~帯広間の特急列車に投入されるとそちらが「スーパーとかち」を名乗るようになり、キハ183系で運転される列車がダブルデッカーの有無にかかわらず「とかち」と名乗るようになりました。
2007年からはキハ261系の投入が始まり、2009年にキハ183系が定期運用から撤退して列車愛称が「スーパーとかち」に統一されました。
2020年ダイヤ改正でJR北海道の特急列車の愛称から全て「スーパー」を外すことになり、「とかち」の愛称が復活しています。
車両は全てキハ261系が使われます。
元々キハ261系1000番台が「とかち」向けに作られたような車両で、道内の他の列車に比べると割と早い段階で車両が統一されていました。
札幌~釧路間運転の「おおぞら」と違って、「とかち」は全ての列車で停車駅が同じになっています。