紙切れ旅行記

旅行で使った紙切れを紹介する何かのブログ。時系列はだいたいバラバラです。

首都圏往復フリーきっぷ(グリーン車用)

f:id:Himatsubushi2:20200507014945j:plain


北陸エリアから首都圏までの往復+首都圏フリーエリアの企画切符として発売されていた、首都圏往復フリーきっぷグリーン車用のものです。

北陸エリア発のみの発売となっていて、「小松ゾーン」「金沢ゾーン」「七尾ゾーン」「高岡ゾーン」「富山ゾーン」「糸魚川ゾーン」と、地区によって発売額が異なっていました。
経路は「北陸エリア〜北越急行ほくほく線〜越後湯沢〜上越新幹線〜東京フリーエリア」または「北陸エリア〜長岡〜上越新幹線〜東京フリーエリア」の二通りが選択できました。
前者は特急はくたか&とき(Maxとき)・たにがわ(Maxたにがわ)、後者は特急北越&とき(Maxとき)が利用できました。

首都圏のフリーエリアは、帰り券の地図に書かれたJR線普通列車と、りんかい線全線、東京モノレール全線となっていました。
特急列車には、特急券を買い足せば利用できました。

逆の首都圏発北陸行きは、「北陸フリー乗車券」という、特急券部分が含まれていないものが発売されていました。

北陸新幹線が金沢まで開業した現在では、これらの切符は廃止された・・・と思いきや、金沢・富山発だけと出発エリアは絞られましたが、首都圏往復フリーきっぷが「おとなび会員」限定で発売されているようです。
逆の首都圏発にしても、大人の休日倶楽部会員限定で「北陸フリーきっぷ」が発売されてるようです。
いずれも年寄り限定の切符になっています。全ての年代で使えるフリーきっぷは、新幹線開業と同時に消滅してしまいました。


この切符を使って、北陸周りで東京に行きました。
行き券に新幹線の自動改札を通った際の印字がありませんが、この日は特急はくたか号が遅れていたため、越後湯沢駅での新幹線への乗換えをスムーズにするべく、乗り換え改札の自動改札を停止して開放していたからです。
首都圏のフリーエリアが結構広いので、首都圏をあちこち移動するのに結構使いました。