筑後船小屋から熊本までの、新幹線つばめ315号の指定券です。
みんなの九州きっぷ全九州版と併用したものです。
さて、何の変哲もなさそうな新幹線つばめ号の指定券ですが、座席番号の6号車14番D席のすぐ右にSの印字があります。これは特大荷物スペース付き座席を指定した際に印字されるものです。
東海道・山陽・九州新幹線では2020年5月20日から最後部座席を特大荷物スペース付き座席として販売するようになりました。販売額に関しては通常の指定席と同額となっています。
縦+横+高さの3辺の合計が160cm超250cm以内の特大荷物を新幹線車内に持ち込む場合は、事前に特大荷物スペース付き座席の予約が必要となりました。事前予約なしに特大荷物を持ち込んだ場合は手数料1,000円が必要となります。
なお、縦+横+高さの3辺の合計が160cmを超えるものでも、スポーツ用品や楽器・娯楽用品・車椅子、ベビーカ-に関しては予約が不要となっていますが、特大荷物スペースを使う場合は事前予約が必要となります。
縦+横+高さの3辺の合計が160cm以下の荷物に関しては、座席上の荷物棚に収納できるようになっています*1。
指定席がガラガラだったので、特大荷物の持ち込みはないが特大荷物スペース付き座席を使ってみました。最後尾座席の後ろのスペースの床に「特大荷物スペース 要予約」と書かれたステッカーが貼られています。
ここは、特大荷物スペース付き座席利用者の共用スペースとなっています。
なお、自由席や一部の指定席号車には特大荷物スペース付き座席の設定がなく、その車両に特大荷物を持ち込むことはできなくなっています。