上有田から諫早までの、臨時快速有田陶器市21号の指定席券です。
快速有田陶器市号は、毎年5月に佐賀県有田町で行われる有田陶器市へのアクセス列車として運転する臨時列車です。
南福岡~早岐間を電車で運転する列車と、長崎~上有田間を気動車で運転する列車の2種類があり、指定席が連結されているのは後者の長崎~上有田間を運転する列車です。
有田陶器市で陶器製のマグカップを購入した後の帰りの足として、諫早まで快速有田陶器市21号の指定席を使いました。
使用車両はキハ200系の2両編成で、長崎側の1号車が指定席、その後ろの2号車が自由席となっていました。内装はどちらも同じ転換クロスシートになっていて、指定席はどちらかといえば着席保障という観点で設定されていました。
指定席車両となる1号車には、「快速有田陶器市号 1号車 指定席」という表示が窓に貼られていました。
大村線では快速シーサイドライナーとは別の臨時列車として仕立ててあったため、定期の快速列車よりも足が遅かったと思います。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて有田陶器市の開催を秋頃に延期*1し、代わりに有田陶器市のウェブページでウェブ陶器市が実施されました。そのため、快速有田陶器市号の運転は行われていません。
*1:その後、有田陶器市の2020年の開催中止が発表された