東京から久留米までの新幹線特急券・グリーン券です。
EX予約のe特急券で購入したもので、当時まだあったグリーンプログラムのポイントを利用したグリーン特典を使っています。
グリーンプログラムは、EX予約を使った際に距離に応じて貯まるポイントで、
ポイントを利用することでグリーン車を普通車相当の価格で利用できる特典でした。
そのため、券面の内訳のグリーン料金部分がいずれも0円となっています。
必要ポイント数 | |
のぞみ・みずほ | 1,000ポイント |
ひかり・さくら | 800ポイント |
こだま・つばめ | 600ポイント |
必要ポイントは、列車種別によって異なっていました。
例として、
- 東京→(のぞみ)→名古屋→(こだま)→米原
といった使い方の場合は、
1区間でも「のぞみ」を利用したら乗車全区間で1,000ポイントが必要でした。
ポイント付与は2023年12月31日乗車分を以て終了しており、グリーン特典の利用も2024年6月30日で終了しています。
この時の乗車が、最後のグリーン特典利用となりました。
利用したのは、
- 東京→新大阪 ひかり651号
- 新大阪→久留米 さくら573号
です。
「ひかり」「さくら」は共に800ポイントで利用できたので、時間がかかるのを承知でグリーン車を乗り継いで帰ってきています。
東京から新大阪までで乗車した、新幹線ひかり651号には、
N700Sが充当されていました。
一部の列車は、N700Sが固定で入るやつもあります。
なにかと乗る機会があまりなかったN700Sのグリーン車に乗車できました。
座席そのものは従来のN700系16両編成のグリーン車座席をベースにしていて、
機能面では大きく変わってはおらず、リクライニングした際の挙動などの細かい部分が改良されている感じです。
とはいえ、個人的には身体にいい感じにフィットする座席で、乗車中は快適に過ごせました。
新大阪駅では、始発となる新幹線さくら573号に乗り換えました。
運行時間の関係で24時までに鹿児島中央駅に辿り着けないため、熊本止まりとなっています。
博多→熊本の最終新幹線も兼ねていて、九州新幹線区間は各駅に停車します。
こいつもグリーン車利用ですが、こちらはN700系16両編成のグリーン車座席をベースに、別ベクトルで改良した座席となっています。
まずは可動式の枕が追加されたことが目につきます。
他はフットレストを小型化した代わりにレッグレストを追加したり、シートヒーターをオミットしたりしています。
ただ、個人的には座っていて枕が邪魔だと感じていて、カバンをふくらはぎの裏側に置く関係でレッグレストが使えなかったり、
座り心地こそ悪くはないが、機能面が私の使い方に合ってない座席という感想です。
なんなら4列普通車指定席の座席の方が快適とまで思ってます・・・。
この時はN700SとN700系8両編成のグリーン車乗り比べとなったコミケ帰りとなりましたが、個人的には快適さではN700Sの圧勝という感想でした。