大阪阿部野橋から吉野までの1409列車の特急券・特別車両券です。
以前の近鉄の特急券にはなかった列車番号が券面に書かれています。
千と百の位の2桁が始発駅の時を示していて、十と一の位の2桁が運行系統*1を示しているんだそうです。
この時は近鉄南大阪線と近鉄吉野線を直通する全車特別車両の観光特急青の交響曲*2に乗車しています。
券面には青の交響曲を示す「青」のシンボルマークと特別車両を示す「DX」の印字があります。
南大阪線系統の特急は特急料金が一律520円で、それに特別車両料金210円を足した730円が青の交響曲の料金となっています。樫原神宮前駅で樫原線系統の特急に乗り継ぐ場合は特急料金が変動します。
なお、青の交響曲の特急券は券売機での購入ができなかったので、窓口で発券する必要があります。
観光特急青の交響曲は、通勤型電車の近鉄6200系を改造した専用車両の近鉄16200系の3両編成が使われています。
青の交響曲の車内。全車特別車扱いになってる。
— プライド (@pride_787) 2020年7月24日
元通勤型電車でここまで変わってるのに驚き。 pic.twitter.com/jlSqmI8baU
車両前面には通勤型電車の面影が残っていますが、車内は別物です。
青の交響曲のラウンジで販売してるケーキセットを食べる。
— プライド (@pride_787) 2020年7月24日
赤桃のケーキらしい。 pic.twitter.com/vb4gbdX0E5
2号車では軽食の販売があり、スイーツは季節によって変化するようです。
青の交響曲は大阪阿部野橋~吉野間を2往復運転していますが、記念乗車証がそれぞれの運転で別のものが使われています。
私が乗車したのは午後に大阪阿部野橋駅を発車する第3便で、写真は秋の季節のものが使われていました。