人吉駅の入場券です。
窓口で購入したもので、POSで発券されています。
肥薩線の八代~吉松間は、令和2年7月豪雨の影響で2025年2月現在も不通となっていて列車が走っていませんが、
人吉駅は窓口だけは営業をやっている状態でした。
恐らくはB&Sみやざきネットきっぷ発券窓口として営業していると思われますが、入場券を購入することもできました。
人吉駅は改札内が閉鎖されているため、購入時に「入場券を買っても改札内には入れない」と念を押されました。
少なくとも、肥薩線が復旧しない限りは人吉駅の入場券は機能を果たさないため、それまでは人吉駅の入場券は実利用できずに専ら記念用になるんだと思います。
人吉市の代表駅で、全ての旅客列車が停車します。
肥薩線の運行上の拠点となる駅で、人吉駅から見て八代方面が「川線」、吉松方面が「山線」とも呼ばれています。
熊本・宮崎・鹿児島の県境を通過する「山線」の区間は特に列車本数が少なく、1日3往復程度の運転でした。
「SL人吉」「かわせみやませみ」「いさぶろう・しんぺい」といった観光列車(D&S列車)が人吉駅に乗り入れていましたが、今はいずれも廃止・他線区に転用・他の観光列車に改造されています。
SL人吉で使われていた蒸気機関車「58654」は、人吉駅近くの広場に移設した上で展示・保存されるようです。