広島から博多までの、新幹線こだま863号利用の山陽新幹線直前割50です。
山陽新幹線直前割50は、JR西日本のインターネット予約「e5489」で購入することができる、期間・区間・列車・座席数限定の割引となっています。
2020年10月2日から同年12月20日までの、金曜・土曜・日曜・祝日と11月2日に利用ができました。
直前割と銘打つように、乗車日の3日前から前日までの発売となっています。
設定区間は山陽新幹線の主要駅間に設定されていました。利用列車は主に指定席が連結されているこだま号となっていますが、一部のひかり号も対象列車となっています。
販売額は正規料金の約半額に設定されています。
券面に赤い文字の印字がされていますが、これは発券した時点で最初から印字されていました。
私は広島からの帰りの足として利用しました。
広島~福岡間には高速バス「広福ライナー」が運転されていますが、山陽新幹線直前割50を使うことで高速バスの正規運賃に少し足した額で新幹線が利用できました。高速バスだと4時間ぐらいかかりますが、新幹線こだま号だと高速バスの約半分の2時間ぐらいで移動することができます。
元々、広島~博多間の新幹線には割引が殆どないので、1人利用可能でかつ正規料金から約半額の割引となるこの切符の存在はありがたかったです。
山陽新幹線を走る8両編成の500系新幹線は、4号車から6号車までが指定席車両として設定されています。
デビュー当初は元グリーン車の車両を流用した6号車だけが4列シートで他の車両は5列シートとなっていましたが、6号車や700系レールスター車両との格差を解消するために4号車と5号車に関しては4列シート*1に換装されています。
ただ、デッキと客室を仕切る切妻の扉配置は5列座席時代と同じ位置になっているので、そのまま4列座席を配置すると通路の確保に支障が出るため、4号車と5号車の山側の扉前の座席*2に関してはD席だけの1人掛け席となっています。
e5489からシートマップを使った座席指定もできたので、500系の1人掛け席を指定してみました。
隣が来ることがないのもそうですが、穴場感もあってかなかなか快適でした。