城崎温泉駅の懐鉄入場券です。
城崎温泉駅では、「特急きのさき」の1種類を販売していました。
特急きのさき号は、京都と福知山・豊岡・城崎温泉を結ぶ列車です。
1996年に山陰本線の園部~福知山間が電化されたのに伴い、京都~城崎*1間で運転を始めています。
この区間は元々気動車特急「あさしお」が運転されていましたが、電車特急「きのさき」の運転開始と同時に入れ替わる形で廃止されています。
2011年には京都~福知山間で運転していた特急「たんば」を統合したことにより、城崎まで行かない特急「きのさき」も登場しています。
運転開始時に使われていたのは183系電車で、2013年まで使われていました。
特急雷鳥などで使われていた485系電車から交流設備を撤去して直流専用化した上で183系に編入したという経緯があります。
その後は381系が投入されて2015年まで使われ、現在は2011年から投入された新型の287系電車と、
特急しらさぎ号で使われていた683系2000番台を直流専用化した289系電車が2015年から投入されて、これら2形式の電車が「きのさき」に使われています。